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大きすぎた掘り出し物

わが国では高松塚発掘品の処理について大問題になっていますが、さすが中国では何万、何千と言う単位の遺跡発掘が今でも続いています。

ここに紹介します、北魏時代(5世紀)の仏像発掘の写真は、1930年代のものと思われますが、的確な場所は不明なれど、恐らく山東省の近辺であると思われます。向かって左の立像の左にも別の彫刻の台座と思われる物体がみられることからして、ここでもかなりの数の仏教遺物が出土したことと思われます。

これら二体の作柄からして、龍門や雲崗遺跡に匹敵するような美術史上特筆すべきものではないにしても、日本の奈良時代以前の仏教遺跡には違いありません。

Photo_19

中国仏教探査は19世紀末から20世紀初頭にかけて、スェーデンのヘディンや英国のスタインらの探検隊の中国西北部の敦煌やチベット周辺から持ち帰った発掘品の研究から日の目を見るようになり、日本からも西本願寺の大谷(光瑞)探検隊、京大を中心とした学術視察により世界的ブームを呼ぶこととなりました。この写真では2名の日本人が努力して見つけ出し、発掘した対象物があまりにも大きすぎて途方に暮れている様子を撮ったいわば「記念写真」であると思われます。

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