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日本の世界一産業

既に20年以上になるが、日本の主な自動車工場でロボットを導入する事を考え出した頃、それを聞いた英国の労組が大反対をしたことを記憶している。

英国はその国柄から、全て伝統に基づいて、良いものは全て「手造り」を堅持することに誇りを感じていたと同時に、労働組合が今後、ロボットに職を奪われることを極度に警戒して反対していたことを記憶している。

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わが国のロボット産業は世界で群を抜いてその産業の先端を走っていることは周知の事実である。

現在のところ、今後は組み立て工程でもその活用が広がると予想している。

ハイテク産業用以外でも食品の箱詰め、花束造りにまでロボットが活躍しているとのこと。

ロボットには勿論国境はなく、新興産業国、中国、インドは言うに及ばず、欧米の国々の将来の需要予想を上回る増産を目指して世界により多くの拠点を増築する勢いである。

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墓参り

盆や彼岸には先祖のお墓参りが日本の習慣(義務)となっているが最近では墓地や墓石の掃除代行サービスを利用する人が増えていると新聞は報じている。

先祖代々の墓をお守りする」ことは家系を継いだ家族の義務とされていたが、この習慣が最近では疎かにされがちになっている。「墓掃除サービス業」、「墓参り代行業」がお陰で大繁盛とのこと。高齢化の影響からか、「永代経」サービスはすでに昔から存在するが、これは形式を重んじる日本人の風習で、今に始まったことではない。

かなり昔、増野綾子著の「戒老録」と言う本を読んだが、氏は”墓はせいぜい三代で無縁墓地になる、自分の墓が未来永劫存続すると考えることは間違いであると述べているが正に正論である。

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その反面、最近では墓を建てない人が増え、葬儀も本人の遺言(生前取り決め)で近親や家族のみで行い、後日、新聞で公表する形式が多くなっている。万事はそれぞれの心の問題でしかない。

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中華思想

建国以来、何千年、中国には世界で肩を並べるような力を持った国は存在しないと信じて疑わなかった。

歴代の君主は、『わが国には、およそ無い物が無いほど豊かだから外国と通商して得るものは無く、外国は茶葉、磁器、生糸等などの優れた生活用品に乏しいので、それらを求めて来航する輩には天朝は通商のため訪れる彼等、四夷(野蛮人)を慰めてやる。』。

これが18世紀半ばまで貫かれていた彼らの中華思想であった。

先ず、外敵を恐れず、自給自足で生きてこられたことで、国外の様子など研究する姿勢など見せたことが無かった。

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日本は250年ほど鎖国を貫いて外国の影響を避けていたが幕末になり、所謂中国で起こったアヘン戦争の結末を知るに及んで開国を決意、外敵の侵略に備えた。

中国はその長い歴史で、たびたびの変革を経てきたが、時代の変わり目はいつも農奴の一揆暴動、近隣外敵の武力侵入で滅ぼされ、交代を繰り返してきた。

中国は依然として”わが道を行く”の姿勢を崩していないが、そろそろ自分の尺度を世界で通用するものに変え、協調に

留意しなけらば墓穴を掘る事態になりかねない。(画:タスマニア、CDより抽出)

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抑圧政治に帰りつつある中国

インターネット有害・不良情報管理規制が中国南部の都市アモイで始まった。去る、6月にアモイ市近郊で科学工場建設の反対デモが発生した。

020 (タスマニアの風景)

アモイ市は1ヶ月たって、情報の規制に歯止めをかけるべく以下のような発令を下した。

①インターネット情報交換利用者は身分証の氏名を登録した上で、「書き込む」。②サイト管理者も自分の実名をネット上に掲載する。③個別のテーマを設けてはならない。④管理者は公表前に内容を事前に審査する。⑤市は有害と認めた情報の削除をサイト管理者に求め、従わない場合、許可を取り消すことができる。

アモイ市の定義する「有害情報」とは、国家のの名誉を傷つける発言、わいせつな図画、虚偽情報のほか、非合法の集会、やデモ、の呼びかけも含まれている。

勿論以上のような規則の違反者は処罰の対象とされる。さらに気味の悪いのは、ネットカッフェなどの利用者と、その書き込みの内容を瞬時に特定できるシステムを導入すると言う、いわば公認の「盗聴」であり、この様な違反が発覚した場合には強制的にカッフェの端末を閉鎖するとのこと。これは正に弾圧政治の復活以外の何者でもないことは明白であり、中国はいまだ「天安門事件」の頃から変わっていない感がある。

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Nature speaks itself

自然美ほど美しいものはない。

Cradle_morning_2 Tasmania

National Park

"Cradle Mountain"

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食肉加工の定義とは?

食肉加工卸会社、ミートホープ(田中稔社長)が偽装牛ミンチ事件で破産した。

総合地球環境学研究所(地球研、京都市北区)は、一般に流通している牛肉加工品の多くに豚や鶏の肉が混ぜられて市場に出回っている可能性があると述べている。

牛肉加工品と食肉加工品とでは、前者の場合では「牛肉のみを使った商品」、後者では、「牛肉以外の食肉を使用した商品でも可能」であるべきで、それぞれの商品のラベルにその内容が偽りなく表示してあって、かつ、食品衛生上、問題がなければ違法食品と認められない。

そこで、History of Hamburgers(ハンバーガーの歴史)を索引してわかったことは、放牧民の食事の材料としては、太古のころより馬上で感単に食せる形にした食肉携帯食から始まったもので、ハンバーガー・ステーキは18-19世紀の頃からの常識で、牛肉食品となっているが、本当は何を使用しても自由なはずである。

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牛肉+鶏肉+豚肉のミンチで、味付けを施し、それに好きな名称をつけて、正直に内容を表示して、市場に提供することも可能なはず。

大問題は、食品のイングレディエンツをごまかして「牛肉加工食品」としたことが詐欺になり、消費者の顰蹙をかった。

最近中国の加工食品の内容に紛らわしいものが横行しているとのこと。誰でも、何処でも正しい製品のみを作ることに徹して、正当なルートの商売をしていればミートホープも希望を失うことがなかったと思うのだが。

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逃がさない{殺し」の魔の手

KGB(旧ソ連国家保安員会)の元幹部、リトビネンコが昨年11月、ロンドンのホテルで放射性物質ポロニウーム210といわれる被爆性毒薬で殺された。

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リトビネンコはチェチェンの独立に関して、プーチン政権を批判した著名な女性ジャーナリスト:アンナ・ポリトコフスカヤの死因についての探索を行っていたが、自分の身の危険を察して、ロンドンに亡命した。

しかし、その後間もなく帰らぬ人となった。ロンドン警察はその後、独自の捜索で容疑者を割り出し、その身柄の引渡しを要求しているがロシアの拒絶で事が引き伸ばされていることの報

ロシアも現在英国のとった強行措置への報復を考慮中とのの事。

英国はロシアにとっての最大の投資国であり、またロシアの企業が最近こぞってロンドンの証券市場に株式公開を進めている関係もあり、相互の利害関係から、すぐには最悪の関係に至るとは思われないが、両国とも引くに引けない間柄になりつつある。

プーチンの前歴もKGB幹部であり、この事件はロシアが国家秘密の漏洩を恐れてロンドンに刺客を送ってでも事実発覚を消したとしか思えない。大国同士の綱引き程度で済めば良いのだが・・・・

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世界のメディアを手に入れた男

正に知る人ぞ知る世界のメディア王、ユダヤ系オーストラリア人のルパート・マードック(Rupert Murdoch)はニューズ・コーポレーションのCEO、今度はダウ・ジョーンズ(DJ)を約50億ドル(約6100億円)で買収することになりそうだ。

DJの64%の議決権を持つオーナーのバンクロフト一族の出方次第だが、遅くとも来週中に決着がつくとのこと。

NCは映画、新聞、TV,インターネット等を専門に手がける会社だが、これからはDJの経済金融サーヴィス部門を加えて経済面の報道を強化し、来る、10月にはThe Wall Street Journal誌を吸収して経済専門テレヴィ局の開局も視野に入れていると世界中の新聞が報じている。

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マードック氏はオーストラリア、メルボルン生まれ(1931)、現在はニューヨーク在住。

1952年にアデレードにあった小規模な新聞社を父から相続してより、拡大に拡大を重ね、現在に至っている。

1980年代にTV会社経営のためにアメリカの市民権を取得、ケーブルTVで成功を収め、20世紀フォックス社、やニューヨーク・ポストのオーナーでもある。

世界のメディア、経済情報を手中にして、これからのマードックの行動は要注意!

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空恐ろしいロシア

チェチェン独立派へのプーチン政権の対応に批判的態度を表明していたロシアの著名な女性ジャーナリスト、アンナ・ポリトコフスカヤさんが殺害された。この事件に関し、ロシア政府の行動を調査していたロシア連邦保安庁の元幹部が、昨年、自分の生命の危険を察知、ロンドンに亡命していた。ところが、彼がポリトコフスカヤ女史殺害の真相を入手したと考えられる、日の、2006年11月1日、急に体調を崩し、間もなくロンドンの病院で死亡した。

それ以後継続してこの事件を調査していたロンドン警視庁が政府を通じ、この度、正式にロシア政府に協力して真相究明することの要請を行ったが、ロシアが態度を保留して積極的に調査に協力する姿勢を示さないことで両国の関係がこじれている様子。

I ロンドンで昨年死亡した元幹部の死因は毒殺死と断定されている。ロシアは依然として空恐ろしいところである。

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刑法犯5年連続減少

世の中の刑事犯が5年続きで減っていると聞いて、もなかなか信用できなかったが、去る7月12日警察庁(長官:漆間巌氏)が発表したところによると、今年上半期(1-6月)に全国の警察が認知した刑法犯は92万5931件で、前年度同期より7.1%少ない。

警察は、上半期としては2003年以降、5年連続で減る現象にあると発表した。

その上、検挙率は0.8ポイント上がって31.3%であったとの事。

今年はこの傾向が続けば年間の犯罪数が200万件を割り込むのではないかと警察は期待しているそうである。

小生の偽らざる感想は、毎日のように報道される凶悪な事件を見聞きして、今の世情を悲観視していたのだが、今回の警察発表で少し明るい気持ちにさせられた。

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漆間長官は『指数治安』(統計に表れる数値)が改善することで『体感治安』(気持ち)も晴れると思って発表したとおっしゃる。

細かい分析は省略するが、確かに窃盗、詐欺、放火、強姦、知能犯罪のそれぞれの罪種すべてで数値が少なくなっているのが判る。

しかし、私の案じるのは、世相の変化がよくなっていないことである。毎年の自殺が3万人を超えること、道連れ親子心中で親が幼い子供を「殺す」す行為は自分勝手で許せない。

子供は親の持ち物でない。これは戦後の教育に足りない部分があったと疑わざるを得ない。

教育者」は労働者ではない。これはある種の聖職である。

戦後左翼系(日教組)の活動によって教育のあるべき姿を失った。遅きに失する前に、基礎からの教育の建て直しに手をつけるべきである。

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憲法第9条と「非武装中立」

社民党の福島瑞穂サンに意見具申。

私は以前から「何でも反対党」と呼ばれた旧社会党が新しく生まれ変わって社民党が発足したことを喜んだ。

しかし新党首の福島サンの意見を拝聴して、落胆を隠せない。

戦後、67年間、国会は憲法論議となると社民党の相も変らぬ第9条堅持体制から脱却していない。

戦争を仕掛けないことは当たり前の事。しかしどうして自力で国を守るかは少し頭を捻らなければならないのではないでしょうか?

現実、わが国は中立では生きてゆけない。非武装も空論に近い論法である。

60年以前にクリシュナ・メノン氏が以下のように書いている。即ち、-that expression" positive neutrality" is a contradiction in terms. There can be no more positive neutrality than there can be a vegetarian tiger.「絶対中立論は矛盾した考えである。世の中に草食の虎がいない程、絶対中立論は存在の余地がない。」(,筆者意約)、V..K. Krishna Menon, The New York Tiomes, Oct.18,1960.

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戦後半世紀以上、国会では憲法9条について論議され、国民の税金が湯水のように浪費された感がある。国会議員の皆さん、どうか、これ以上時間を無駄にすることなく、国民のため正しく、公平な施策に努力し、わが国を他国の属国にすることなく、正真正銘、世界に誇れる立派な独立国にするよう努力してください。

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小沢氏「負ければ政界引退」?

7月8日、民主党々首、小沢一郎氏は今回の参院選で民主党の票が過半数に及ばなかったならば、潔く自分の政治家人生に別れを告げると断言した。

この発言の意味するところをマスコミも真剣な追求を控えているが、彼は衆議院議員の任期中は政治家として残るが、再度の出馬は断念したと決意をしたわけである。

この決意表明は如何にも男らしく、責任感に満ちた立派な人物と映る。民主党の党首として、決然と自民党の過半数割れを目指して「翕然たる政治」を変え、民主党が日本を牽引してゆくことを声高らかに宣言したと言う彼らしい、パーフォーマンスと取れないこともない。

Imgp0243 気になるのは、田中真紀子氏や福田元官房長官、その他諸々の久しく表舞台に出るのを避けていた議員の動向である。果たして誰が今後漁夫の利を勝ち取るかは、3週間後に判明しそうだ。

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百円シップの海外進出

ダイソー産業(東広島市)百円ショップ王手は2004年にアラブ首長国連邦に出店を始めてから、今年6月末までにクエート、バーレーンなどの湾岸5ヶ国に、既に16店舗を展開しているそうだが、今回さらにサウディアラビアを含め、年末までに10店舗を増やすとのこと(京都新聞、7/7’07)。

輸入関税の関係で平均価格は200円になるそうだが、空前のオイルマネー景気で潤う国々の富裕層から大人気を得ているとのこと。中には、”この棚のもの全部”との注文もあるとか。

日本で人気のなかった商品でも、ところ変われば見方も異なる場合もおおいにありうる事。品数は内地の約半分の3-4万点だそうだが、この発想はスバラシイ!と思う。

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自分では製造せず、liquidated goods(清算品)を安く現金で買いつけ、(但し、普通の神経の持ち主には至難の技?)世界を相手に商売を展開。

ビジネスは何もハイテクだけではない、これも立派なビジネスである。

売れ筋を考慮しながら、全商品の平均価格をスッパット決めることはただの度胸だけでは無理。

格好や、見栄ばかりを考えて思い切った展開がしにくい老舗の百貨店も見習うべき商法として賞賛したい。これからのジビネス展開を感心をもって見守りたい。

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キューピーの誕生とアメリカンドリーム

戦前に、キューピー人形を抱いて遊んだ経験のない女の子は恐らくいないのではなかろうか?それほどセルロイド製で、いたずらっぽい眼をしたキューピー人形は世界中を席巻した。

誰が何時ごろキューピーを作り売り出したのか?

これを創造したのはRose Cecil O'Neill,(1874-1944)(ローズ C・オニール)アメリカ、ペンシルヴァニアに生まれた。

このキューピー人形に彼女は一生の勢力をつぎ込んだといっても言い過ぎではない。

生まれながら彼女は画を描くことに優れ、13歳のとき、既にネブラスカ州、オマハ市でのコンテストで優勝、17歳の頃には彼女の作品は中西部、西部の雑誌に掲載されるまでになっていた。

しかし悲しいかな19世紀の頃では、女性に対する偏見が強く、作品を発表しても彼女は性別がわからないようにイニシャルでサインしていたほどである。

丁度世紀末の頃には、彼女のイラストはライフ社、ハーパース・ウイークリー誌やケロッグ社のコーフレークの外箱のデザインにも使われる程有名になっていた。

Kewpie

本当に彼女の運命を変える出来事が起こったのは、1909年にスケッチして発表したキューピー人形であった。エドワード・ボックはLadies Home Journalにそのイラストを拡大して発表することを推奨、"Kewpies"の名称をつけた。これは、Cupidsに関連付けた意味の名前であることがわかる可愛い名前であった。

イラストに見られるような姿をした人形は売れに売れ、アメリカは勿論、事実上、世界の市場を席巻した感がある。ウオールド・ディズニーの先駆者的存在であったオニールこそ所謂「アメリカン・ドリームをもたらした最初の女性ビジネスウーマンだったといっても過言ではないと信じる。

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