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無理をし過ぎていると映る中国

オリンピックを目前にした中国は苦しみの中にある。

同時に、中国は現在五輪開催を原動力に、急激な発展を続けていると言う錯覚の真っ只中にあると言える。

どんなに市民に苦難を強いてもこれを外面的にでも「カッコヨク」成し遂げなければ国の恥となるという脅迫的な自己意識が過剰に映る。悲しいことである。

例えば、北京朝陽区の一帯には工事の金属音が鳴り響き、国が体育館を建てるところ(収容9万人予定)そこに長年住んでいた大勢の市民が突然と強制的に立ち退かされる運命となった。(日経新聞、8/6’07)

市民としてはこれにはNo Choice、即ち、強制立ち退きである。先進国の市民には国家的暴挙としか映らない。

現場には約100万人の出稼ぎの労働者がいるそうだが、彼らは確実に仕事が無くなれば北京を追われることとなる、

それに加えて水不足は慢性化して北京では深刻な事態にあると言う。一人当たりの水の使用量は北京では全国平均の八分の一程度。それを世界平均に比較すると約三十分の一に過ぎないとか。

仕方なく政府は周辺、河北省から予告なしに北京に導水した

北京を優先して新しいダムを造るが、農民は各自適当に井戸を掘ってしのげとのお達し!

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その他、ありとあらゆる公害(水の汚染

経済発展の指数がどの程度信用できるのか疑問である。

土地バブルの崩壊は、いずれ発覚するであろう高級官吏の汚職とともにあまり歓迎できない。これは私が最近読ませていただいた、ジェームス・キング著(栗原百代訳)「中国が世界をメチャクチャにする」の偽らざる感想であります。

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