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ロシアの土台は意外にもろい?

強行路線をひた走っているプーチン大統領任期も、アメリカのブッシュ大統領の任期も、あと一年である。

アメリカの場合は共和党か民主党どちらかの新大統領に引き継がれる、民主的選挙結果で平和裏に決着がつくが、ロシアの場合は外見上では同じようにみえるが、その内容は極端と言えるほど異なる。

ロシア次期大統領候補のイワノフ第一副首相はプーチンにとって意外にタフな相手のように思える。

現在のロシアのシステムはプーチンの出身母体の「KGB」(国家保安委員会)でガッチリと固められている。即ちサンクトペテルスブルク出身者が牛耳っている政府である。

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ソ連時代には共産党と言う巨大組織があったが、今はない。プーチンは不死身ではない。

ソ連時代の反体制知識人でノーベル賞作家ソルジェニティン氏ら影響力のある人物を巧みに取り込んだが、それだけでは政権批判は封じ込めない。

元KGBスパイのロトビネンコ氏の毒殺、グルジアへのミサイル攻撃、最近起こった、急行列車爆弾テロ等物騒な事件の連続発生の根源はハッキリとしないが、これらが反政府、或いは、プーチン個人に向けられているテロでないとする物証はない。

プーチンは大統領退任後、首相になる可能性を示唆している。これは何を意味するかはいわずと知れた自己防衛に他ならない。

本当に家族の安全が保障されない限り、権力の座を降りることの危険さを自覚している証左ではなかろうか?大統領が自ら首相への降格を宣言しなければ危険を回避できない、実に恐ろしいところがロシアである。

ロシアは今、対外的不透明さを一段と露呈している。

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