« ロシア式粛清政治の復活? | トップページ | 「ミス・ポター」の映画 »

指名競争入札制度

Antennaアメリカはこれまで日本の建設事業についてまわる指名競争入札制度について不公平な悪弊として事あるごとになん癖をつけて、日本固有の制度破壊こそ開かれた民主国家への第一歩だと力説しながら日本市場への侵入を試みてきた。入札制度はどこの国にでもあり、これを自国流に改めさせることは主権の侵害と言われても仕方がない。

公正取引委員会に圧力をかけたり、関西国際空港のプロジェクトにかかわった建設業者140社に課徴金が課せられた事件。土木業界団体でアメリカ横須賀基地工事に関係した会社間の契約に不正があるとして課徴金を課した事件。特に後者はアメリカの基地なので発注者はアメリカとなっているが支払ったのは日本である。

厳しい非難を浴びせられた日本政府はついに1994年1月、明治33年以来90年間も続いてきた固有の「指名競争入札制度」を廃止して「公共事業の入札、契約手続きの改善に関する行動計画」を発表することに同意させられた。これがその後少しでも改善されたのなら良いが?

(確かに日本の旧制度は透明性に欠け、とかく問題が内在することは否めない事実であった。)

しかし、アメリカはこのとき、これで日本の公共事業に透明性、客観性が生まれ真の競争性が目指せることが可能となると得意げであった。

今のところ日本がいくら頑張っても日米関係においては既に主従のパターンは決定的である。

アメリカには現在では、全て自国の利益の確保を優先させ、30~40年以前のような大国らしい寛容さの影すら残っていない。

今回問題となっているアメリカに対するインド洋上の米軍に対する燃料補給も、結局はアメリカの主張を入れて継続されることになるだろう。

日本の郵政、保険関係ビジネスはアメリカによって(小泉純一郎前首相は只の手先)都合よく外堀、内堀とも埋められてしまった。

私が特に異議を唱えるのは「イラクの復興事業」である。

これに対しては、アメリカは既に、これにかかわる復興工事に関しては入札に応募できる業者の資格をアメリカ企業のみに限定したことである。

日本に対しては「指名競争入札」を禁止させて、自国が破壊したイラクの復興事業はアメリカ業者が独占すると言う独善的な態度は許すわけにはゆかない。これはいずれアメリカに対する世界中からの声となるだろう!

|

« ロシア式粛清政治の復活? | トップページ | 「ミス・ポター」の映画 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/304622/8773950

この記事へのトラックバック一覧です: 指名競争入札制度:

« ロシア式粛清政治の復活? | トップページ | 「ミス・ポター」の映画 »