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もっとも身近な発明家デフォレスト

アレキサンダー・グラハム・ベル、や、トーマス・エディソンは誰でもが知っている有名発明家であるが、我々が現在、本当に身近に恩恵を受けている発明家でありながら、何故か名前を忘れがちなのが、リー・デフォレスト(Lee DeForest1873-1961)ではないだろうか?

彼はまさにThe Father of Radio(ラジオの父)とたたえるべき偉大な人物である。

電子管、真空管、手術用電気メス、光電池、トーキー、wireless telephone の生みの親でありながら彼の人生の多くの時間をパテント訴訟に費やさなければならなかった。

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彼の父はアラバマ州の黒人学校の校長だったが、デ・フォレスト自身は名門エール大学で1899年に博士号を取得している。

日露戦争当時(1904-05)に於いては未だモールス信号の時代であったことを考えると彼の思考が如何に世界に先んじていたかが判る。

彼の多くの功績の中で、もっとも著名な部門は「声を無線に乗せて送信できるように考えた事」(radiotelephone-transmitter、1906)。 彼の発明によって軍艦上や豪華客船からのラジオ放送、オペラハウスからの音楽の無線放送又は大統領選挙の情報伝達、映画やテレヴィ放送の技術が早まったのであった。

1916年にはオーディオン(audion)と呼ばれる送信機を世に出し、コロンビアレコードと契約して本格的に、今で言う「ラジオ」実験に成功を収めた極めて有能な科学者であった。

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