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アメリカ好みの美談:Casey Jones

Casey_jonescasey638 既に10年以上前の出来事だったと記憶しているが、ある真冬の冷たい朝にワシントンD.C.を離陸したジャンボ機の翼に氷が付着していて浮力が付かず、離陸後、間もなくポトマック河に墜落して多くの乗客が冷たい河に投げ出されて浮き袋の取り合いをしていたとき若い女性が沈みそうになって困窮しているのを見た老人の男性が自分の持っていた浮き袋を黙って彼女に渡してやり、自分は水面から消えた。

、そのお陰で若い女性は命拾いをしたと言う美談は今でも記憶している。

 今日のブログの話題もこれに近い話である。

 その男の名前はケーシー・ジョーンズ(Casey Jones,1863-1900)。

 .1900年3月30日、彼は時刻表よりかなり遅れていることを知っていたので、その遅れを取り戻すべくかなりのスピードでイリノイ・セントラル鉄道の花形急行キャノンボール号(Cannonball)をテネシーからミッシッシッピーのキャントン迄を急いで走らせていた。

 真夜中の4時近く、キャノンボール号の前方に他の列車が停車していたのを見つけたケーシーはとっさに、どうしても追突することを避けられないと察知し、先ず、助手のシム・ウエッブ(Simmon Web)にすぐさま列車から飛び降りろと叫んで彼を車外に突き飛ばした。

 その間、彼は必死になって列車のブレーキを力いっぱい引っ張っていたが、力尽きてキャノン・ボールは衝突した。

 ケーシーはブレーキに手を載せたまま息絶えていた。

 この話は「ケーシー・ジョーンズの美談として今でも語り継がれている。

 最後の力を振り絞り列車を事故の目前で速力を落とし、さもなければ大事故になっていたであろう衝突事故を最小限に食い止めたことで助手と、多くの乗客の命を自分の命を投げ出して殉職した彼の努力と勇気を社会は賞賛し心からうやまったのである。

 これをケーシー・ジョーンズの逸話として長く語り継がれている。

 いまではアメリカのフォーク・ロワーとなっている程である。

 如何にもアメリカ人好みの勇者に対する美談であるといいたい。

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