« 遠謀術策に敗れて! | トップページ | バルフォアー宣言とヤルタ会談 »

Gauchos(ガウチョ)

Gaucho_on_horse_back ガウチョは孤独な遊牧民のことで、約300年以前からアルゼンチンを中心に孤独な生活を営む先住民と移民種の混血。

アメリカ本土で言う”カウボーイ”を指す。

私の考えでは、彼らは下層階級に属する無教育な連中であり、野性味のある職人的馬乗りである。

16世紀の半ば頃から大西洋岸に住み着いた

その中には、北アメリカで言う移民ではなく、ヨーロッパから単独で渡ってきて、現地の女性と所帯を持ち腰を落ち着けた連中もいる。

彼らのことを特に"Mestizos"と呼称し、大まかに言えば、スペイン、アメリカ・インディアン、黒人、カリビアン系ムラトーとの混血と考えられている。

従ってガウチョの語源はインディアン"Huacho"(孤児)の意味を持つと言われる。

彼らは自分たちの存在を「我々は黒人でも、インディアンでも白人でもないが、鳥のように自由に生きることに誇りを持つ、従って何処にも巣を作らない」(住所不定)ことが生きがいらしい。

インディアン系らしく彼らはもっぱら自由を好み、所謂文化、文明と言う代物を軽蔑し、階級や法律に考慮を払わないことをモットーと考える人種ともいえる。

母国スペインのように中世に於いてアラブ系伝統を受け継ぎ(アンダルシアン)同じくスパニッシュのパッション、迷信、それに詩と音楽ー激しい匂い、或いは味覚にあふれたー。

中世の頃のスペイン文化の繁栄期から見れば比較にならないとしても、Pampas(大平原)は健在で、そこには外敵はインディアンくらいで、ガウチョは北米でのバッファローのように野生の牛をを追い生活の糧にしている。

しかし彼らは肉を食用とも商品としても考えない。

彼らの生活はいわばバーター取引で引き継がれ、捕獲した野生動物をタバコやハーバルーティー(herbal tea)と交換するようにー。

ガウチョ達は殆ど馬上で生活している、それゆえ生活必需品は手の届く範囲につけているそうである。彼らのもっとも大切にするものはナイフである。

彼らはそれをいつも大事に布でくるんで腕に縛り付けている。(第3の手とも呼ぶ)、しかし彼らは戦っても決して相手を殺さずに「キズ」を残すことで和睦することを儀式としている。

"Bola"はナイフ以外のもう一つの武器である。これは永いlowhideの先に革に包まれた鉄片かある程度の重さの者を投げることで獲物を捕まえる、時には野鳥を捕らえることにも使用する。

乗馬の名手ともなれば彼らは馬の後ろ足を縛って立ち上がらせることもするとのこと。

とにかく彼らは馬なしでは生きられない人々なのである。

|

« 遠謀術策に敗れて! | トップページ | バルフォアー宣言とヤルタ会談 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/304622/23048869

この記事へのトラックバック一覧です: Gauchos(ガウチョ):

« 遠謀術策に敗れて! | トップページ | バルフォアー宣言とヤルタ会談 »