« Gauchos(ガウチョ) | トップページ | セント・ルイス ブルース(St.Louis Blues) »

バルフォアー宣言とヤルタ会談

Photo 1948年(昭和23年)アメリカ大統領トルーマン氏が国際機関を通じて正式にユダヤ国家、イスラエルの建国をパレスティナ領土内に許した。

これに対して不思議とアラブ国連盟以外から反対の声は聞かれなかった。

周知の通りユダヤ人はローマ帝国によりその存在が否定されて以来国家の形のない、さまよえる人々の集団であった。

ユダヤ国家”イスラエル”の建国は永い間の「理想」と思われていたが十字軍のイスラム圏遠征以来殆ど実現不可能と思われていたが、1917年11月2日、、イギリス外相アーサー・バルフォアー(Arthur J. Balfour がユダヤ人の代表格であるロスチャイルド卿(Rothchild)宛で公式に有名な”バルフォアー宣言”(The Balfour Decraration)をイギリス国王の名で伝達した。

これに至るまでの紆余曲折がなかったとは言えないが、事実、1917年はロシア革命の始まった年であったことと、ユダヤ人を世界で最も多く抱え込んでいたのがロシアであったことからバルフォアー宣言が如何なる背景を持っていたかは想像出来る。

1945年2月4日~12日にチャーチル(英)、ルーズベルト(米)、スターリン(ソ)がソヴィエトの避寒地ヤルタに集まり戦後の処理と、ソ連の対日参戦の日取りを話し合われたと言われているが、この地で三者がユダヤ人問題の究極的解決案を話し合った気配が極めて濃厚であると推察する。

ユダヤ人の問題はいろいろあり、優秀なユダヤの人材を集めて国益に利したアメリカを例外としては、ヨーロッパに於いては深刻な人種問題を抱え込んでいたことは事実であった。

前大戦が終結に近ずいた1945年では、米英ソの提案が何であれ、これに反対を唱えられる国力を維持していたところはスイスを除いて皆無であったと思われる。

しかし一つの疑問はバルフォアー英外相がいくら閣議の承認を得たとしても同じ英国民であるロスチャイルド宛で自署のみを持ってこのような重大な宣言をなし、丁度30年後これをアメリカ大統領の名において実行する、これは正に「白人至上主義」のなせる業であり、彼らは何時か世界にこの愚考の償いをすべきであると思う。

ロシア革命勃発(1905,1917年)ロシアはシベリアに数多の刑務所を作り囚人を送り込んだ。そのうちに何百万のユダヤ人も含まれていた。ヒットラーの強制収用所でのユダヤ人抹殺手段と、生きた人間を終身唯同然で働かし、闇から闇に葬る待遇とではどちらが残酷かはわからないが、前大戦後投降した後、再び極寒のシベリアで日本人を強制労働させ多くの犠牲を強いたソ連のやり方から想像しても、ヤルタ会談の話し合いがユダヤ問題であったことは疑いを入れないと思われる。

日本が如何に努力しようとも所謂北方領土は永遠に行ったままになると思われる。日露戦争後、いわば我が国は世界の異端児として「特別待遇」を受けていると思うこと。キリスト教白人至上主義の世界において日本国はどのあたりに落ち着きたいのか。

Map_of_russia

自国の国力と世界に及ぼす影響力を真剣に見定める時期に来ていると思うが?

|

« Gauchos(ガウチョ) | トップページ | セント・ルイス ブルース(St.Louis Blues) »

コメント

バルフォアー宣言(1917)は第一次世界大戦中(1914 ~ 1918)イギリス、フランス連合軍が苦戦するなか、苦肉の策で戦費をまかなう為のユダヤ財団との交渉手段であったと聞き及んだことがあるのですが ........ ドイツが降伏後ユダヤ財団が調子に乗って、莫大な賠償金(英仏につきつけられた)を肩代わりする代わりに、ドイツ国政の中枢にユダヤ人を登用するようもちかけたことにより、ユダヤ人に対する反感が増大し、それだけが原因ではないものの、あのナチスドイツが台頭し、やがて第二次世界大戦に至った、とも聞き及んでいます .....
第二次大戦後米英仏主導のもとにバルフォアー宣言が実施され、イスラエルが建国され、今世紀の現在でも中東では、一触即発の事態が続いているのですが、これは帰するところバルフォアー宣言かなー? .....

投稿: 須田 勇信 | 2012年1月13日 (金) 15時54分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/304622/23073054

この記事へのトラックバック一覧です: バルフォアー宣言とヤルタ会談:

« Gauchos(ガウチョ) | トップページ | セント・ルイス ブルース(St.Louis Blues) »