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アメリカの人種問題は本当に過去のもの?

Barack_obama 1967年になって連邦最高裁がようやく人種間結婚禁止法を違法と認めた。

"I have a dream"のスローガンを唱えながら公民権運動をおこし、ワシントンに行進したMartin L. King,Jrが射殺されたのが1968年、丁度40年前であった。

私も経験があるが、アメリカ南部のバスに前の入口から乗車してきた黒人を見た途端、運転手が外え出てベンチに腰掛けて新聞を読み出した。

私も仕方なく他の乗客の後について下車し、次のバスに乗り換えた記憶がる。(バスの中に残されたのは「違法乗車」した黒人一人であったことは言うを待たない。)

当時アメリカ南部では(1950台)黒人は前から乗車することは出来ないと決められていたのである。

ようやく1955年11月になって州境を越えて走る長距離バスに限って人種差別を禁止としたのである。

しかし現在でもメーソン&ディキソン線(Mason and Dixson's Line)、メリーランド州とペンシルバニア州の間に引かれた南北境界線(1763-67年)は健在していると認めざるを得ないのである。

アメリカは植民地時代から宋主国とフランスの間隙を縫って生きてきた人種であり、必ずしも彼らの言動は一致しないことが多く、特に先住民の待遇では約束を守ったことが稀であった。

上述した人種間結婚禁止法が解かれてようやく41年目にオバマ民主党議員(黒人)がマケイン共和党議員(白人)を向こうに回して次期大統領選挙で優勢を保っている報道をそのまま「うなずける」とは古い人間には考え難いのであるが。

アメリカ発のサブープライムローン騒動でいまや世界は沸きかえっている最中の大統領選挙、今年こそはアメリカの運命に白黒が付く年となろう。

ITの発達でニュースは地球の回転速力を遥かに超える速さで行き交っている。Bush Jr.の心境を慮ったとき彼に同情を禁じえない。

とにもかくにも、後3週間で体制が決することになるが、結果によってはその後に何が待っているかを慮ったとき他人事ではすまない気持ちになるのは唯小生だけではないと思うのだが?

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