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大学生の実戦考古学に拍手

本日(2009年3月10日)京都新聞の償還を開いて驚いた!

大学生の考古学研究グループが古都京都に歴史上、今日まで未記述の平安時代(10世紀)頃のものと思われる大伽藍寺蹟を見つけた!

これは桂川右岸の松尾山々中(標高約170m)の場所で仏堂や僧坊を備えた寺跡が存在していた(名称不明)ことを立命館大学のグループの知らせを受けた京都市文化財保護課が立会いの上、確認した。Photo

これは、当時では地方と呼ばれていた関東や中国地方のことではない。

正に奈良と並んで日本の文化の中心であった京都からさほど遠くない嵯峨野近辺で突如姿を現した大発見が起こったと叫びたくなる程の事件と言える。

しかも、そこにあった瓦は京内裏跡で発見されているものと同じ型から出来たことを知らしめる”西賀茂・河上瓦窯の銘入りのものが散見されたとか!このことは、ますますこれが位の高い寺跡であった証拠と推察できる。

同時に出土しているものの中には、当時の瓶子、緑釉陶器もあり、時代考証の上で貴重な傍証の材料もそろっている。

近くの松尾大社との少なからざる関係も今後明らかになれば考古学研究者達にとってはホッテオケナイ重要な研究課目が浮かび上がったと言える。しかしこのような事例は今までにも見られる、例えば山科天智天皇陵の近くの天祥寺、山寺跡も今回発見の寺と類似していて、時代もほぼ似通っていると思う。

それはともかく21世紀になってこのような事、図書館の虫になりきっていた文部科学省のお役人。美術関係の知識人と言われる学者建の反省材料にして欲しい。

率直に今回の発見にかかわった立命館大学の若者に潔く感謝の言葉を送たい。

参考写真「醍醐寺五重塔」

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