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目新しい話題2

本日、2009年5月18日の日経新聞に二つの興味深い記事があった。一つは東レ株式会社の新しい繊維の話題、二つ目は、自動車バッテリーに就いてのことである。

先ず、東レがこの度「植物からナイロン繊維を生産」。これは従来の石油依存から稲の藁や茎の純粋植物原料から合成樹脂や合成繊維となるナイロンを生産する技術を開発したというニュース。Photo

原料が植物を含む程度だけ二酸化炭素の排出量が40%カットできると言う。現在の問題はコスト面だが、これも2013~15年までには解決できるとのこと。

独自のナノテクノロジー(超微細技術)で効率を達成した。ナノ(10億分の一)メートルサイズの微細な穴があいた膜に、微生物をくっつける発酵技術などを使って、植物繊維の主成分であるセルローズから、原料の一つであるジアミンを作った。

これにもう一つの原料、ジカルボン酸を反応させてナイロンが出来た過程を報道している。

その強度や耐熱性試験をしたところ、従来通り、石油から作ったナイロンと同等の強度を持つことが証明できたとのこと。

植物からナイロンを作る既に国内外で試みられているが、今回、東レが証明した強度には及んでいない。

日経記事によると、”これにより新種の技法による生産方法が確立されたことで、将来への希望が膨らんだ”

東レは、スポーツウエアー、自動車タイヤ、カーボングラファイトの生産に携わっているが、世界での生産量、277万トンの内5.8%のシェアーを持っている有力会社である。

もう一つ、私が注目した発明は、自動車のバッテリーに使われている電解液がゼネレートする強度の電流を、室温で発生させる”固体物質”を牧浦理恵九州大助教授ー機能材料科学ーらの研究グループが開発したと言う話題。Photo_2

これは17日付けの英科学誌、ネーチャー・マテリアル電子版に発表された。

現在普及しているカー・バッテリーでは、希硫酸が電解液として使われているが、これにはいろいろの問題が存在する。先ず、液漏れによる周囲の部分の腐食、それに低温での膨張による破損があげられるが、牧浦氏はこれを固体にすれば様々な形に加工が可能になり、従来の欠点を補えると結論ずける。写真の感光剤に使われる、ヨウ化銀の微小な粒子が重要な役割を担う。

ヨウ化銀は、147度以上では電解液並の電流を生み出すことが知られており、これまで、より低温での利用の可能性が課題であったとか。

この度、このグループの説明では、ヨウ化銀を微粒子にすることで室温でも性能を維持できることがわかったと言う。

粒子のサイズを直径約10ナノメートルにして、糊の役割を果たす高分子化学物質と交ぜ固め、実現にこぎつけたと報告している。

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投稿: | 2011年1月 2日 (日) 17時13分

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投稿: Kitty28Irwin | 2012年6月26日 (火) 14時30分

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