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夢を見ているロマンティストの国「日本」

”三国干渉”とは、日清戦争が日本の勝利に終わり「下関条約」での停戦条約の結果朝鮮、台湾、とともに日本が清国より割譲を受けた遼東半島について、独、仏とロシアが3日も経たたない内にその返還を求めてきた事件をさす。

その当時の日本は、世界の列強の強引とも言える主張に反論も出来ず、彼らの要求に屈服し、断腸の思いで遼東半島をあきらめざるを得なかった。

そのときの日本人の感情が陸奥宗光伯爵が自書にて表現した”臥薪嘗胆”(仇を打とうとして苦労を重ねること)という言葉で表わしている。

19世紀では、このような、強者が弱者に対して不条理な注文をつけることは、いわば日常茶判事であった。

卑近な例を引用すれば、アメリカが1898年、キューバ問題に絡んでスペインに戦争を吹っかけて、キューバは勿論、太平洋上のグアム、フィリッピンと併せて、プエルトリコを自国の統治領に定め合併を果たしている事件(パリ条約)が良い例である。(キューバはその後、革命で独立した)

それ以後、1世紀以上、プエルトリコはそのまま、アメリカの支配下にある。

日露戦争の結果、日本が戦勝国となり、セオドアー・ルーズヴェルトの仲介でポーツマスにて日・ロの間で和平が成立したが、その際、日本はロシアから樺太の南半分と遼東半島を含む満州の支配権、千島及び、今問題になっている「北方四島」の割譲を受けて、約半世紀、1945年まで上記の領地を支配下に置いていた。

日本はアメリカに対しても、それまで領有していた、多くの太平洋上の島々を分捕られたわけであるが、何の理由か、アメリカは日本に小笠原群島と沖縄諸島を日本に事実上、返還したことになっている。

果たして実質上その通りだろうか?第二次大戦で日本は敗れた。

アメリカとの関係は紙面の都合上、今回は話題にしないが、戦後、ロシアがこれらの島々を返還しない限り”日・ロの修交条約”はありえないとは、日本の主張に過ぎないのではないだろうか?

前述のプエルトリコの領有問題でスペインは一度もアメリカにその返還を求めたことはない。

私見にては、アメリカは政策上、日本に沖縄を返還したと言うが、実際に沖縄、日本の統治の実権は依然としてアメリカにあるのではなかろうかと思っている。

何故なら、一旦緩急あれば、日本は自力で自国を守ることが出来るとは思えないからである。

明治の時代に、いみじくも福沢が発した、”Might is Right"(力こそが正義)の考え方は、残念ながら、現代でも健在で、何一つ変わっていない。

話を元に戻すが、現実問題として、White(白人)とColoured(有色人種)の同一レヴェルでの共存はありえないことも、我が国が「北方領土」をロシアとの平和条約の条件とすることが非現実なことだとして再考すべきだと考える。

終戦後、社会主義が占領軍とともに輸入され、アメリカ軍は日本を試験的に”社会主義国家”に仕立て上げようと試みたが、その後、朝鮮戦争、ロシアとの冷戦時代を向かえ、彼らが想定した「理想」に程遠い結果となったことは残念である。

しかし、この際、我々は現実を直視して、実践的に世界に接することが最も大切であるとをPhoto ここに至って悟ることが臨まれる。

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