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NUMMIとトヨタ

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NUMMIは(ヌーミと発音する)、正式にはNEW UNITED MOTOR MANUFACTURING,

INC.でトヨタとGMがカリフォルニア州に1984年に設立した合弁会社の名称である。

1980年代に入り、GMがトヨタのカンバン方式に刺激されて、低コストで効率的経営を目指して作られたのがNUMMIであった。

もともと1982年にGMが閉鎖した工場を譲り受けて発足したもので、その後、アメリカのほかではオーストラリアにも進出した。

2009629日、GMの産後、国有化された「GM」からトヨタとの合弁事業の解消が発表された。

このことは、謂わば、アメリカ政府からの通告と取るべきだと考える。既にGMと言う会社は存在しないのだから、破産の後、NUMMIはもはや旧GMとは何の関係も無い。

アメリカ政府が60%の株式を持つ「新生GM」から切り離されたのだから、旧GMの出資分の買取が最後の問題として残っているに過ぎない。

そこでトヨタがこの問題を如何に乗り切るかが問われているのだが、カリフォルニア州自身が財政難でその存続が危ぶまれているのであるから、これはアメリカ政府が何とかしなければならない重大な問題となっている。

アメリカ全体で平均9.5%の失業率、その中にあって、自動車産業の中心地、ミシガン州では15%と言われている。

カリフォルニアでは先日州知事、シュワルツェネガー氏が「非常事態」を宣言(7/1)州事態がデフォルトに近い状態と言われている。

NUMMI工場には5000~6000人の労働者が働いているが、カリフォルニアの平均労働賃金が高いためトヨタとしてはその採算性から工場の継続に慎重にならざるを得ない事情があると思われる。

先日の「ブログ」で述べさせてもらったが、トヨタはアメリカの雇用問題の救世主になれるチャンスを逃してはならないと考える。

カリフォルニア州は日本にとって因縁の深いと千歳一隅のチャンスと捉え、問題解決に当たっては日本の政府をも巻き込んだ「国対国」として訴える覚悟をするべきと思うのだが。

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