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インサイダー取引?

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“ダイアセレクト日本株オープン”と言う投資信託は違法―合法スレスレ線上の取引約款の上にあることは確か。{(日経7/28(火)「一目均衡」欄)

アメリカやイギリスでは販売できないと日経新聞は断定しているほどのキワドイ商品。

三菱東京UFJ銀行が去る21日から取り扱いを始めた株式投信、譬え違法でなくともメガバンクが取り扱うべき代物ではないと結論つけている。

しかし、筆者としては興味を引かれる魅力的商品と映るのだが!

その内容は以下の通り:

東京海上アセットマネジメント投信と言う三菱系の運用会社が、昨年の12月に設定し、三菱UFJ証券や地方銀行が販売していたが、今回販売力のある銀行本体が取り上げた。

既にトヨタグループの企業が運用・販売している「トヨタグループ株式ファンド」も似たような投信だが、運用成績に別段の疑問はない、と日経新聞。

“しかしこの種の投信は”と続けて、“健全な証券市場の発展を妨げる恐れがある”として「問題がある」と述べた三菱と「問題がない」としたトヨタの投信を同類に扱っているところ曖昧さが目に付く。

そのことは別問題として、ダイアモンドセレクトは純資産の8%が三菱UFJF・Gの株式。銀行員が内部情報を知って買ったとしてもインサイダー取引とはならない。(日経)

投信の購入者(受益者)の利益とグループとの利益が対立する恐れがある(Friction of Interest)のことが気にかかる。(日経)

理由①株主総会では常に与党になるのではないか?②グループ企業への敵対的買収の防波堤になりかねない。➂グループ企業の公募増資にスンナリと応じる潜在的ファクターと考えられる。と述べ、将来に心配の種は尽きないと断定している。

東京海上アセットでは、「株価総額(現在)と配当(予想?)を基準にして数値をコンピューターで処理するので、その予想にはなんら恣意的なところは無いと弁明している。

しかし、「資料」の組み込み作業=大株主(三菱東京UFJ)、従って株価が下がって決算上、損失処理を迫られた場合には問題あり、とする専門家もいるらしい。

顧客用の目論見書作成の表現には「伝統と信頼の三菱グループ企業に投資」とあるが、信頼が出来るかどうかは投資家がどう考えるかにあるとしている(日経)。

三菱グループの代表として14社の名を列記しているが、その中には、過去に再三リコール隠しをした三菱自動車(純資産の4%)の名前がないのは如何に?と日経の評価は手厳しい。

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