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懐かしい商品名

馴染みの深い商品名

先週、京都の古い色調を残している通りを歩いていて、昔の京都の道標として子供の頃から馴染み深い「仁丹」の道路標識を見つけることが出来た。

そこで、帰宅して暫く考えていたが、仁丹のほかに、戦前から途絶えることなく続いている商品名にどんなものが、残っているかを・・・・・、

先ず、思いついたのが「味の素」、「カルピス」、「ビオフェルミン」、「ロート目薬」「メンソーレータム」、「正露丸」「グリコ」「森永キャラメル」「ビスコ」「三ツ矢サイダー」等々、10程の商品名が頭に浮かんだ・

仁丹にしてもカルピスにしても、その頃は単品のヒット商品で、企業の生計が成り立った時代であった。現在ではとてもそんなことでは、企業は生き延びることは難しいのではと思うのだが。

そのうちの「味の素」であるが、“うまみの調味料”として最初に発売されたのが、明治42年5月(1909)であったと産経新聞、(2009年7月5日付)に出ていた。(広告)

そこには東京朝日新聞に掲載された当時の味の素の広告の図版を紹介して、“理学博士、池田菊苗博士発明、東京丸の内、鈴木商店(専売特許:第14805号と記されている。

池田菊苗は元治元年(1865)生まれ、1899ねんから1年半、ドイツ・ライヒプッチに留学して帰国、湯豆腐を食している時、“昆布のだし”からうまみを引き出すことを考え出した。その後、研究を重ね、明治40年にうま味の正体を世界で始めて“グルタミン酸ナトリューム”であることを突き止め、これを主要成分とする調味料製造法の特許を取得した。

実業家であり、味の素の創業者鈴木三郎助(1868~1931)は池田と特許の権利を共用して、味の素の製造に着手、明治42年から発売した。その頃の世界的ニュースと言えば、ライト兄弟の初飛行(1903)、アインシュタインの特殊相対性理論の発表(1905)‐両者とも来日しているーT型フォードの生産開始(1808)等がある。

池田はドイツ留学から帰国して、ドイツ人と比較して日本人が栄養不足から体格の劣っていることに注目、なんとか体格差を取りもどす為、“食事を美味しくして、栄養状態を改善したい”と思ったそうである。それから丁度100年が経ち、確かに日本人の体つきに変化があることが判る。Photo

味の素の第1号

(1909年)

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