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電気自動車の将来i

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「オール日本電池」で次世代の電池を開発しようと、12社と10機関が手を組んではじめる産業共同体が始まろうとしている。

これは、現在のリチウムイオン電池では150キロがせいぜいである「車」の走行距離を2020年までに、三倍の450~500キロ(ガソリン車並み)まで走れるようにしようと、経済産業省所管の新エネルギー・産業技術綜合開発機構(NEDO)の肝いりでスタートが切られようとしている。

ハイブリッド車や、電気自動車、家庭用電源に使用する次世代電池の開発にオール日本の頭脳を集中して取り組むプロジェクトである。

アメリカでも、ガソリン車のエンジンを駆動源とした電気自動車が具体的段階にあるようなので、日本は日本独特の手法で、これから新らしいコンセプトでお互いに切磋琢磨して次世代型の「車」の生産競争時代に入ることになろう。

丁度100年前、ヘンリー・フォードが中心となり20世紀型のガソリン・エンジン車が世界を席巻したが、天然資源の高騰と、大気汚染による気候異変の時代となり、自然にやさしい工夫を考えざるを得なくなり、太陽エネルギー、水素エネルギーの活用も研究され始めたが、今のところ、新型電池によるエンジンが、その具体性で最も近い将来での可能性が高いことが証明され始めたのである。

京大に研究拠点を設置、参加企業などから50人以上が常駐して各社が必要な共通の基礎技術を開発するこよを主目的にする。

兵庫県にある大型放射光施設「SPRING-8」など最先端の分析設備を利用、電池の劣化の仕組みの調査、リチュームイオンの動きをリアルタイムで調べる。

このような研究は膨大なコストと時間がかかることから、基礎研究の段階で関係各社が大同団結してこのプロジェクトを思いついたことは誠に喜ばしいことだと考える。

その間、各社は個別に高性能の電池の開発を進めているが、基礎分野ではお互いに協力し合ったほうが効率が良いことの結論になったのだろう。

大略のターゲットとしては15年頃までに、小型電池を試作する。

又、リチュームイオン電池とは別に500キロを走行できる新型の電池も完成させ、家庭用としても利用できる、据え置き型のものも視野に入れているらしい。

事ほど左様に、「必要は発明の母」の譬えの如く、人間の能力は無限に広がって、将来もまんざら捨てたものではない感がある。

主な参加企業名:とよた自動車、日産自動車、三菱自動車、ホンダ技術研究所、豊田中央研究所( 以上、自動車関係)、ジーエス・ユアサコーポレーション、三洋電機、パナソニック、日立マクセル、新神戸電機、三菱重工業、日立製作所(以上、電池関係)、京都、東北、東京工業大、早稲田、高エネルギー加速機研究、九州大、立命館大、産業技術研究など、

以上、日経新聞、2009年6月11日調べ。

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