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タリバンとアングロサクソン連合軍

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オバマアメリカ大統領が世界に向かって非核武装を呼びかけたが、そんな現実味に欠ける声明には世界はアキアキしている。

パキスタンは1998年5月、濃縮ウランを使った核実験に成功したが、その影には中共の影が見え隠れしていると伝えられている(勿論これに就いては筆者はなんの確証も持っていない)。

その後、インドがパキスタンに対抗して、核装備をした。(これには前ブッシュ政権下のアメリカが援助したとの噂があるが、これとて確証はない)。

パキスタンが現在保有する核弾頭は60~100個。製造は現在も続いていると言われているが、アルカイダが攻勢中のパキスタンの何処でそんな物騒な武器製造が出来るのか?誠に心もとない次第である。

誠に稚拙な質問だが、一体、世界のどのような機構が「核保有の権利を許す」権限を持つのだろう?

現在、北朝鮮、イランの核保有の問題で世界中が騒いでいるが、今から10年も経たない頃、パキスタン、インドが核の保有国になった。

アングロサクソン国家を中心にアフガニスタンとパキスタンでアルカイダ殲滅に汗水を流して鬩ぎ合いの最中だが、これには旧共産国家は傍観者の立場で沈黙に近い立場を貫いているように筆者には映る。

筆者が今、声を大にして叫びたいのは、パキスタンとアフガニスタン国境付近でイスラム勢力が次第に支配地を拡大しながら、今にもパキスタンの首都イスラマバードに急接近している事実を放置できないことである。

首都の南方、さほど遠くないところにはパキスタン軍の核施設と核兵器貯蔵庫があり、これらをアルカイダ、イスラム過激派に奪われる危険が差し迫っていることは偽らざる事実である。

流石のアメリカ、イギリス(アングロサクソン連合軍)も、この差し迫った危険に目を瞑っていりわけにも行かず、増兵作戦に打って出たのである。

パキスタンやインドのローカルな内政問題に干渉して「核武装」させる権利が一体どの国にあったのか?

国連常任理事国の犯した罪は赦し難いものがる。

そもそも、イスラム過激派タリバンの支配地拡大は4月13日、パキスタンのザルダリ大統領が同派の支配地スワット地区にイスラム法を認めたことがキッカケとなったと言われている。

それによってパキスタン政府とタリバンが同派の武装解除を条件に、去る2月に暫定的同意を誓った。

タリバンは直ちに「スワット地区」にイスラム法を施工、大規模な武装部隊を隣接するブネール地区に送って、イスラマバードまで96キロの地点まで接近した模様。

このタリバンのパキスタン核施設への急接近がワシントンを慌てさせ、核兵器及び核分裂物資がイスラム過激派の手に落ちる危険が急に現実味をおびる事態がワシントンを動かし、今回の2万人の派兵となった。

今やイギリスもアメリカも引くに引けない最大の危機に直面していることは事実であるが、その局面において我が国の衆議院選挙が火花を散らしている事と、あまり関係がないと思っている政治家連中がいるとすれば、それでも良いのだが。

連合国が国連決議のもと、行動して、自国の兵隊が血を流していることを、“他岸の火事”とみなして派兵はおろか、今後、時期を定めて中東での給油活動の中止を選挙のマニフェストに取り上げている政党の無神経さを「世界の目」が如何に考えるかは誰にも明らかではないだろうか?

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