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メディア王、ルパート・マードック

Rupert_murdock

Keith Rupert Murdock(1931.03.11~)当年、78歳、オーストラリア、アデレード生まれ。

通称「ルパート・マードック」は世界メディア界のボス的存在と認められているユダヤ系の大人物である。

20世紀以来ユダヤ系メディアは急成長を遂げ、マードックはその象徴的大物と言える。

彼は現在メディア・アウトレット、ニューズ・コーポレーション(News corp)の大株主であり、CEOである。

アデレードの地方新聞主であった父親(Sir Keith  Murdock)の財産と莫大な負債を相続後、彼は初めのうちはオーストラリアの新聞や出版業に専念していたが、その後“NEWS CORP”の事業を英国、米国及びアジア地域に拡張するようになった。

1989年、“Sky Television”を開設、最近では世界的なサテライトTVとインターネット、映画興行に事業を拡張している。

今年のフォーブス誌の発表では、彼は世界で132番目の富豪としてランクされている。

1953年、オックスフォード卒業後、News Ltd.

社の主幹として入社、その後、西オーストラリアのパースでSundayTimes“を買収し成功に導いた。

その後のマードックの豪州における事業展開ぶりを紹介すると、New South Wels, Queensland, Northern Territory, Victoria等の地方新聞を買収、シドニーでは“Daily Mirror”をも手中にした。

その後、ニュージーランドではDominion、社を取得(1964年)、1972年にはシドニーの“Daily Telegraphを取得後、英国でも有名な日曜新聞News of the WorldThe Sun(一日販売枚数300万)、The Times

誌も入手。

1986年、マードックは豪州、英国と米国においてオートメーション・プロセスによる印刷手法を導入して画期的な人員削減をはかった。

しかし、その後、大々的な組合との争議が持ち上がり、保守政党サッチャー政権下、彼は世間から悪者扱いされる様な事態に発展した。

マードックのNews Corp

はバハマ、ケイマン諸島、バージン諸島でも広く購読されている。

1973年以後、マードックが入手した出版会社は:San antonio Express News, Star, New York Post

であるが、アメリカではテレビ会社を主宰するためにはアメリカ国籍が必要なので、1985年9月にアメリカの市民権を取得した。

その後、亡父から相続した豪州ベースの会社が営業難に陥り、暫くの間、暗黒の時代を迎える。

1993年マードックは香港ベースのStar TV

を$10億ドルで入手、アジアを主体としたメディアのオーナーとなる。

しかしながら、中国のメディアに対する情報規制に悩まされる。

2003年には彼はGMから60億ドルで世界最大のサテライト。システム会社、“Hughes Electrics

の34%の株式を購入。

2004年、News Corpの主体部分を豪州から米国に移転、2005年7月、News Corp “Intermix Media Incを$5億8000万で、同年11月、News Corp

が“IGN Entertainment”を$6億5000万で買収したと発表。

その間、ニューズ・コープの強引な手法は様々な訴訟問題に巻き込まれることとなったが、紙面の関係で省略せざるを得ないことをお許し願いたい。

イラク戦争勃発後、マードックが主宰する175社の出版社は、常に「戦争肯定側」に終始したことを強調しているが、これはイスラエル側に立つ人物としては当然であろう。

これからがマードックのビジネスのピークとも言うべき「メイン・イヴェント」となる。

マードックは2007年5月、これまで“Wall Street Journal(ウオール・ストリート・ジャーナル)が保持していた世界の株価の基準を決めるDow Jones

(ダウ。ジョーンズ)社を$50億で買収する意向を発表した。

同年8月2日の日経新聞によると、DJのニューズ・コーポレーションによる買収が決定したことを報じている。

同紙は、「これでDJ(ダウ・ジョーンズ)発行のウオールストリート・ジャーナル(WSJ)を傘下に収め、ルパート・マードック氏(76)が一大で築き上げたメディア帝国が完成する。デジタル時代のメディア再編劇は、新たな合従連衡を誘発する可能性がある」と大見出しで報じている。

これでニューズ・コーポはWSJ編集長などの任免権を持つ特別委員会を設置して、その委員中にはメディア研究者として著名なニコラス・ネグロポンテ氏らニューズの経営とは無関係な独立した、5人が就任すると発表、会社の独立性をエンドースする特徴を強調している。

日経は同時にこの買収について、会社の売上高より“買収対象の質が際立っていることと、WSJが金融界の中心的存在で、米ジャーナリズム界の最高栄誉「ピューリツアー賞」の受賞はニューヨーク・タイムス、ワシントン・ポストに次ぐことを指摘している。

マードック氏自身、”ニューズにはカネになる質の高い経済情報が不足していた、DJは企業向け電子媒体としてマーケットウオッチ、DJニューズワイヤーズなどを持つ。こんごは経済情報市場で二大勢力となった、米bルームバーグ、トムソン・ロイター連合に楔を打ち込む戦略をとる“と声明した。

「ペンは剣よりも強し」

マードック氏は確かに世界のニューズ王と呼ばれても誰も異論を挟まない存在となった。

それに引き換え、日本は何処え消え去るのか?

日本の政治家は小異を忘れて、もっと大きい「夢」を見て欲しい!

世界の政治面、経済面を抑える「メディア帝国」がイスラエルに関係する人物によって確立された今日、アメリカ=イスラエルと言う方程式が成立したと言っても殆ど間違いない。

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