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あぶない民主党外交

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民主党は古い記録を探し回って、日米安保協定の締結当時の頃から、核兵器持込みを容認する「密約」があったことを誇らしげに発表した。

何を目的にこのような発表をしたのかは、民主党幹部連に聞いてみなければ判らない。

自民党政権の時代に、国民には発表せずに、非核三原則の「(核)を持ち込ませず」の条項に抵触していることを知らしめ、反米感情を煽るためなのか、協定違反を理由に今後、アメリカとの軍事協定の破棄を申し入れるためなのか、全く判らない。

ハッキリ云えることは、自民党とアメリカが秘密裏に日本国民を欺いたことを公に発表したことである。

民主党はこれをアメリカに対して発表したのか、或いは、日本国民に自民党のマイナス・イメージを増幅させるために発表したのかを明確にすべきではないかと考えるのだが。

沖縄、普天間基地の移転問題でアメリカは、今や我が国、特に民主党政権には決してよい感情を抱いていない。

昨日からの新聞報道を見ていると、民主党を代表する意見は、アメリカに軍事基地をグアムかサイパンに引き上げるように要請しているらしい。

つまり、アメリカに日本から出てゆけ(Yankee Go Home!)を叫んでいるかに聞こえる。

民主党はアメリカとの同盟関係を継続したいのならば、社民党にこびへつらう姿勢でなく、もっと現実的政策に徹底するように努力しなければ「亡国党」に終わってしまう懸念を持つ。

近い将来、中国は西南太平洋及び旧インドシナ地方、アフリカまで積極的に進出して、アメリカ、ヨーロッパ勢力と張り合うことの出来る軍備拡大に努力中である。

中国の将来図は陸、海、空、第二砲兵(戦略ミサイル部隊)による宇宙開発の計画を想定しながら、衛星をフルに活用し、近代的な軍事力保持を目指している。

そこで彼らの海軍はシーレーン(海上輸送路)を確保しながら、エネルギー資源の獲得に邁進する姿勢をとっている。

筆者はかって、小沢一郎が“我が国が必要としているのはアメリカの第7艦隊のみ”と豪語して、暗にアメリカのそれ以外のプレゼンスを否定したことを述べた。

一体何を根拠に敢えて反米的姿勢をとるのだろう?

民主党の選挙前に掲げた“マニフェスト”は大半が実現不可能になるのでは、と言う意見が出かけている。

それに、「デフレ」、「円高」、「雇用」、「財政」、「保険」、どれを見ても安心できる状態ではないが、外交問題でしくじれば民主党の存在自体が危うくなるのでは、と心配である。

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