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異文明の考証

昨年の鳩山・オバマ会談で、首相に就任したばかりの鳩山氏が相手に沖縄米軍基地移転の問題で“trust meとはっきりと英語で云ったことが今になって問題視されている。

責任のある政治家の発言は慎重でなけらばならないことは当然だが、特に英語での発言にスピーカーがアメリカの常識や習慣を踏まえてのものでなければならない。

筆者は政治家でもないので気楽だが、我々は今後、英語を交えて商談をする場合でも彼我の文化や習慣の違いをもっと克明に意識してなければならないと思っている次第である。

日本での西洋と日本の生活感覚の違いは意外や基本的な処から考える必要があることに気づいたので忌憚のない意見を述べることとした。

それは、家庭、社会組織としての会社、男女関係に対する感覚に顕著に表れている。即ち、男女関係で述べれば、boyfriendgirlfriend、或いはfamilyに関する感覚、companyと職場(office)の定義の違いとである。

それにもう一つhospitalclinicに対する定義にも違いがある。

Do you have a family?と訊ねられた場合、貴方はどのように答えるか?

独身の場合:No, I dont. I am a bachelor.と答えれば西洋の感覚で正しい。

私にも経験があるので特記したことは、もし独身で両親や親族と同居している場合の日本的感覚ではファミリーと混同してしまってYes. I do.と云ってしまう。

これが失敗で、相手は恐らく貴方が妻帯者か既婚と思てしまう。

特に女性→男性の質問では、あからさまに“Are you married?とは云えないので湾曲に訊ねている場合がある。

この辺は女性特有の繊細な気配りがそのような発言となる。

成年前の男女で、日本では両親や祖父母と住んでいても家族(family)と見なしてしまう。

従ってこの場合はNo, Im a bachelor but I live with my parent.と云えば間違いなく貴方の家庭環境を相手に伝達できる。

子供が三人でそれに夫の両親が同居の場合では、There are five in my family and my spouses parent live with us.(合計7人) ”家族は5人ですが、主人の両親も一緒に暮らしています“が正しい。

日本にあっては気軽に未婚の二人に対して「カップル」と云う言葉を使うが西洋感覚でカップルは立派な夫婦に近い関係である。

だから、”似合いのカプル“と云う表現もそれを念頭に置いて考えるべきと思う。(西洋人に対してのみ)。

boyfriendgirlfriendは法律上の関係ではないので、ただの異性の友達から関係のもっと深いloversの間柄までいろいろと考えるのが正しいのではないか。

職場に関する定義はとかく混同されているので整理しておかなければならない。働く人間にとって忘れてはならない職場を日本では「会社」と云うがアメリカでは「office」と表現する。

特にcompany(会社)は平常の会話には滅多に表れない。

Companyは法律用語で、group of people, number of individuals  assembled togetherの名称で仕事場を指さない。

従って、officeまたはthe place I work、でちなみに、office を辞書で引くと”place where business is doneと説明されている。

また、病院に行くと云う表現は“I go to see my(medical)doctorで入院以外では決してI go to hospitalとは云わないことに注意。outpatientは外来患者、physicians officeは日本で云う一般の開業医、clinicはそれの少し大型の診療所を指す。

Out paitient に対して入院患者はinpatientである。

ちなみに筆者は病人(patient)は辛抱強く(patience)でなければならないと思う、特に入院患者はimpatientにならない方がよいと思っている。

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