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小林一三商法のリヴァイヴァル

現在ある“天六阪急ビル”を取り払って、改めてその上に44階建ての分譲マンションを建造するアイディアーはスバラシーと感じた。

これは正に小林一三の商法だからである。

小林一三は、云わずと知れた阪急電鉄の創始者である。

大正時代に大阪神戸間に電車を引く前に、沿線に分譲家屋を建てて人口を増やし、西宮から宝塚迄延長して、その終点に宝塚劇場と遊園地を造って、モダーンな郊外都市を造成して多くの中~上流向きのニュータウンの先鞭を付けたことで知られる。

小林は又、終点梅田駅上に、電車の客を取り込むべく大百貨店を立てて、これまた新しい経営のプロトタイプとしたことで名を馳せた、誠にユニークな経営者であったと云える。

日経新聞04・07・2010によると阪急電鉄はこのたび、84年の歴史を持つ「天六阪急ビル」(大阪市北区)を解体して、高さ155メートルの高層マンションに立て替えると報じている。

すでに解体が始まっていて、2013年春以降の完成を目指していることが判明した。

駅ホームを内蔵した日本初のターミナルビルだが、最近では老朽化が進み、取り壊すことが決定されたとのこと。

地下一階、地上44階の高層マンション(約400戸)、その低層部には商業施設を誘致する計画。

このビルは、新京阪鉄道(現京阪電気鉄道)が「新京阪ビルディングとして建設、1926年に完成、7階建てビルの2階部分に天神橋駅(当時)のホームがあり、解体前には事務所や飲食店などが入居していた。

以下、日経記事説明引用:「新京阪は戦時統制下の43年に国策で阪神急行電鉄(現阪急電鉄)と合併。49年には再び新京阪が分離・独立したが、当ビルの所有権は京阪神急行電鉄(現阪急電鉄)側に残ったままになっていた。69年に阪急千里線と大阪市営地下鉄堺筋線の相互乗り入れが始まり天神橋駅は廃止、天神橋筋6丁目駅として現在に至っている。」

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