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日中ネット販売マーケット

2009年度の我が国のネット通販市場は6兆5744億円に達し、遂に全国百貨店の総売上高と肩を並べた。

昨年の中国ネット市場での売り上げは3兆5000億円、これは前年の2倍の売り上げである。

野村総合研究所の調査では、2014年度の日本でのネット市場販売規模が11兆9500億円と予測している。この額は昨年度の8割増の数字である。

パソコンや携帯電話からインターネット経由で商品を購入するシステムは、顧客が店舗まで足を運ぶことなく商品が買える利便性があり、今後利用者は増加すると思われる。

この市場は海外でも拡大傾向にあり、特に最近アメリカを抜いてネット人工が世界一となった中国では、2012年には約9兆7000億円規模の市場となる予測もある。

現在、国内2位のヤフーは、今年の夏までに、中国大手の陶宝網(タオバオ)とネット通販サイトを相互接続、日中お互いに商品を出し合って新しい国際マーケットの創造を模索中。

首位の楽天は、中国検索大手、百度(バイドウ)と連携、本年末までに中国に於いてネット通販を開始する準備中。(タオバオはソフトバンクが出資する、中国大手ネット企業“アリババ・グループ”の中核企業)

そこには既に210万店が出店し、その会員数は、昨年12月調べで、1億700万人に達しているらしい。

因みに、ヤフーの通販サイトでの出店数は約17000軒で、会員数は約1900万人と云われている。

ヤフー+タオバオ連合のは接続は早ければ6月にも完成し、相互に商品購入が可能となるらしい。この場合、日本側では、消費者はヤフー窓口にクレジット・カードやネット銀行経由で代金を支払える。

一方、中国側では、アリババ・グループの中でオンライン決済サービスを提供する“アリペイ”を利用する。

商品の配送は日本の大手配送会社が受け持ち、この場合東京~北京間の国際小包送料は1キログラム当り3000円前後と云われているが、将来では暫時これより低い価格での設定を考慮中とのこと。

中国の観光客に最も人気のある日本製のデジタル家電や化粧品及びブランド商品らが売れ筋になると見られている模様。

ヤフー、楽天とも既に中国進出準備の最終段階で、両者は今後サイトを監視して海賊版CDや、その他問題のある商品の排除方法を考慮中らしい。

楽天は百度と今年中に合弁会社を設立して中国でネット通販を始動する段階で、大手のブランドから個人商店まで他業種の出店を募集する予定といわれている。

インド、中国の高度なシステム開発技術も採用して、今後世界各地で展開する両社のネット販売網の拡充で頭打ちとなっている内地の小売市場に新風を巻き起こすエネルギーとなることを願いたい。

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