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民主党のイデオロギーへの疑問

最近アメリカでは国が本当の歴史を教えないことで物議をかもしている。

何が正しいか、また正しくないかは各人の判断で決めれば良い。

歴史をそのまま国民に知らしめることは為政者の義務である。

筆者の誕生日は527日である。その日は、戦前では、日本海海戦で日本が世界の大国ロシアのバルチック艦隊を日本海で打ち破った記念日で、誰もが学校で教えられたものである。

それは、英国で言えば、ネルソンがトラファルガーの海戦で、ナポレオンに勝利した海戦記念日と同じくらい世界的なビッグイヴェントの一つである。

その事実を学校で教えず、ただひたすら自国を侵略者呼ばわりする誠に自虐的ペシミスト教育者達を誰が養成したのだろう。

誕生から半世紀もたっていない海洋小国家日本が、世界一大強国のロシア帝国を敵にまわして互角に戦い、勝利したことは、それまで欧米の強国に支配され、搾取され続けてきた多くのみじめな植民地の人々に勇気と夢を与えた。

人間はすべて平等と云う思想が世界中に広まるきっかけとなった事は事実である。

戦後極東国際軍事裁判で勝者の言い分“日本が侵略国”と云う意見が支配的であったため、戦前の日本は侵略主義・帝国主義の犯罪国家と断定されるに至った。

この裁判は軍事裁判であり勝者が敗者を裁くものであったが、その判決には人道的な配慮が入る余地のないものであった。

喧嘩両成敗の言葉通り、何故戦争が起こったかを調査し、客観的立場から原因を分析すれば、必ず両側に何らかの非があった事が判るはずである。

そのことは後日、東京裁判の裁判権の法源とも云うべき、極東占領軍総司令長官であったダグラス・マッカーサー元帥が退役後、公式の場で、日本が戦争に突入せざるを得なくなった原因は「主として自衛(生存)の為であった」として、日本が侵略戦争を始めたと云う史観を否定している。

日本が真珠湾を攻撃した時、エレノアー・ルーズヴェルト大統領はThis ia a day of infamy(屈辱の日)と叫んで日本を非難することでアメリカ人の戦意を鼓舞したが、今では、それはThe day of deceit(騙し討ちの日)として、日本の真珠湾攻撃はアメイカによって仕掛けられた罠であったことは今や、公然の秘密となっている。

日露戦争後35年間、アメリカが日本を標的にするべく構想を練っていた“オレンジ作戦”の構想通り、その時アメリカは、最初に侵略を開始した方が日本であった事実を世界に印象付けることに成功したのである。

戦後の我が国の教育では、日本が侵略戦争を仕掛けて近隣諸国に迷惑をかけた事を初等教育の段階から教え込むことで貫徹されている。

それは果たして事実なのか?我々は考え直す必要がある。

当時、日本が侵攻したのはヨーロッパ国々の植民地である。その攻撃の目標は英、米、蘭の植民地宗主国以外ではない。

日清、日露の戦争で日本はなんとかロシアの南進を食い止めた。

韓国併合(1910年)については、日本は、日露戦争後、英国と、アメリカと協議の上慎重に決定している。

、悲しいかな、その当時の朝鮮(韓国)では自立を貫く国力に欠け、日本としては、これを放置すれば、いずれは他国に侵略され、日本に危険が及ぶ為に韓国を一旦、保護国にする意図でいた。

1909年(明治42年)10月、ロシア蔵相と今後の韓国問題を討議する為ハルピンに赴いた伊藤博文が案重根と云う朝鮮人反日ゲリラによって暗殺されると云う重大事件が起こった。

これは当然日本国内で一挙に朝鮮人に対する反感が高まる結果となり、韓国はその翌年(1910年)日本に併合されることとなったのである。

日清戦争も日露戦争も、日本の目的はロシアの南進阻止であり、韓国の併合が主たる目的でなかった。

西欧の強国に侵略され、次々と植民地化されてゆくアジア諸国を見るにつけ、次は我が身と云う恐怖感から防衛策として韓国を保護国としたことで、侵略と考えることはあまりにも飛躍し過ぎである。

日本海海戦の日本の勝利は多くのアジア諸国支配者に感銘を与えた。インドのガンジー、中国の孫文もその中の二人であった。

しかし、戦後、何故日本の政治家達が日本を侵略国と呼びたがるのだろうか?

日本は韓国、台湾統治の間に鉄道敷設、発電所の建設(水豊ダム)の他、京城帝国大学をつくり教育に力を注いでいる。

フランスやイギリスの植民地では教育を原住民に施すことは無く、文盲のまま放置した。

20世紀初頭でも朝鮮人が全く字を知らないことに着目して、日本のカナに相当するハングルの普及に努力したのも日本であった。

しかもこれらすべての事業は日本の出資で賄われていた事実を韓国人は知るべきである。

韓国人が日本人に過酷な扱いを受けたことがあったとしてもこれはあくまで比較論に過ぎない。

20世紀の初頭、韓国の世論は日本に併合されるより、むしろロシアに与すべしとの過激な考え方もあったようだが、もし彼らが日清戦争後、ロシア領に組み込まれていたならば今頃どんな運命になっていたであろうか。

筆者は菅直人首相が今になって、又もや「謝罪外交」に立ち戻った真意がどこにあったかを知りたいと思っている。

彼は今でも左翼革命を目指しているのか、或いは、今回の朝鮮民族に対する呼びかけは、次の民主党の選挙対策に過ぎないのか?

民主党は何処を目指すのだろうか、思考を重ねる程恐ろしくなる。

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