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JUSTICEとは?

Nitobe

我が国は1945年8月の敗戦の後、制定された所謂「平和憲法」によって再び武力を行使して他国に侵略的行動はとらないことを誓った。

それから65年間、我が国を取り巻く世界の客観情勢の変化に関係なく攻撃的軍装備はしないこととなっている。

就中、憲法第九条の主旨は厳格に解釈すれば、如何なる場合に於いても交戦も自衛も禁じているかに理解され、国家の存続にとって不合理な解釈をとっている。

その間、左派系の政党の主張では非現実的な「永久の非武装、中立論」に貫かれていたこともあった。

新渡戸稲造(1862~1939)の「武士道」(Bushido,the Soul of Japan)

を読んでセオドール・ルーズベルト大統領は日本人の義侠心に共感を持ったと自叙伝でも述べている。

筆者は“義を見てせざるは勇なきなり”の表現は、正に日本武士道の真髄ではなかろうかとも思っている。

戦前、アメリカ人はルース・ベネディクト(Ruth Bennedict,1887-1948)著の「菊と剣」から日本人の義侠心を学んだと云われている。

残念ながら過去、少なくとも10年以上,我が国の国会では理解に苦しむ“集団的自衛権”論議に明け暮れしている。

これは、考えようでは全くの“詭弁”で利己的国防論に他ならない。

高い税金を浪費しながら、こんな理屈にもならない“小田原評定”を繰り返している間に国家の実質的な防衛力が近隣諸国から軽視される状態にまで低下してしまったことは国民全体の責任である。

主義主張に固執することなく、世界情勢に臨機応変に対応じて、国家の方針を決め、国民を正しく導く賢明な政党の出現を宿望する。

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