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中国からの脱出始まる

Photo 石平氏、(知日、帰化、一世中国人)のChian Watch(産経、11月18日)によると、「バラ色の中国の未来」に望みをかけて中国への進出を試みようとする数多の日本の企業への警告をこめて“始まった「中国からの大逃亡」”の見出しで意見を述べている。

それによると、中国の国内紙「経済参考報」が、中国では現在、1970年代の末、以来の3度目の移民ブームが起こっていることを報じている。

2009年に中国人が6万5千人アメリカに移民したが、その他、カナダ、オーストラリア又はシンガポールにも可なりの中国人のexdosが起こっている、その大半はエリートや富裕層とのこと。

70年代末、自分達の祖国が先進国と比較してあまりにも大きな経済格差があことがわかり、教育のある国民の海外への「逃亡」が始まった。

石平氏は、1990年代には2度目、昨年からは3度目と思われる事態が起こっていると主張。

殊に今回の現象は、これまでのものと様子が全く違っていると云われる。

中国経済は世界の他の国と比較して「繁栄」の様相を呈しているなか、中国が日本を追い抜いて世界第二位の経済大国だと意識すべきところの富裕層やエリートの人達が何故昨年から群をなして他国へ逃げて行くのか?

それは、知れば知るほど、自分達の国家が信用できないことを察知し出したからだと前出の「経済参考報」が述べている。

中国国内の環境汚染、、食品や医薬品の安全性、劣悪な公共サービス、法体制の不備、共産党権力の横暴等が主な理由に挙げられる

総括すれば、主に知識層が中国に不信感を持ちだしたことに他ならない

「英才」と云う月刊誌が過去10年間に、中国から年間平均45万人(10年で450万人)が外国に移り住んだことと、それに伴って2500億ドルの資産が持ち出されたと報じている。

世界の平均的民主国家では国民は選挙に参加でき、そこで自分の意思を表明出来るが、それが出来ない国に不満を抱いている中国人の出来る意思表明は、国外逃亡しか残されていないわけである。

石平氏はこの現象を「大逃亡」と表現しているが、庶民層は未だ中国の内情に不案内だが、これまでに外国を見てきた知識層や富裕層は自国の未来を“不安定”と判断を下して行動を起こしていることが明らかになりつつあり、特に中国最初のノーベル平和賞の取り扱いに関する政府のとった措置は、平均的世界観を身に付けた国民としては、失望を禁じ得ない心持でいるに違いないと筆者も考える。

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