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反省を要する中国の世界観

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中国の民主活動家、劉暁波氏に与えられる今年のノーベル平和賞授与式が来月行われる。

このことは劉氏の個人的問題であるべきで、ましてや国家がこれに異議を差し挟むべきでないことは誰にも明らかである筈。

これに関して中国政府がノールウエー、オスロー駐在の各国大使に対して授与式に主席しないように求める書簡を送付している事実をAP通信が伝えている。

中国は既に正式にノーベル賞委員会に授与しないように要求しているが、その理由は劉氏が“犯罪者”であること以外にはない。

これは明らかに劉暁波氏が中国の非民主的政策に反対を唱えたことを捉えて犯罪者と断定し投獄したためである。

世界的見地から判断して劉氏が世界の平和に貢献した事実の理由を中国は大局的見地にたって考えるべきである。

ノーベル賞委員会に授賞式式場で劉氏の功績をあえて発表しないように要請したことを知って、改めて中国の国家としての認識の不足を感じずにはいられない思いがする。

ノーベル研究所のルンデスタット所長は世界に送付済みの千通以上の招待状の内、中国宛てに送られたものはすべて未開封のまま返送されてきたと述べている。(京都新聞)

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