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中国の新技術「人体標本」

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京都市で開催中の「人体の不思議展」に不思議にも加工された人間の遺体が並べられているのではと云う、チョット、我々の常識では考えられないことが起こった。(産経新聞、2011/01/19

もし標本が本当の遺体であった場合、特定場所以外の保管には自治体の許可が必要。この記事では、遺体の取り扱いに関する死体解剖保存法に抵触する可能性を疑っている。

京都府警も違法性の有無について捜査する方針を決めたらしいが、何故こんなことが起こった理解に苦しむ。

この標本が中国から日本に持ち込まれた経緯に不透明な部分があるらしく、京都府保険医協会が昨年暮れ民間団体などで構成する同展実行委員会を京都府警に刑事告発、主催者側や、京都市に対し開催の中止を求める運動が始まっている。

これは中国の「プラストミック」と云う新技術(?)らしいが、人間の遺体を実際に利用していることは確かな事実。

死亡した人間の水分や脂質をシリコン、ポリエステル樹脂に置き換え、半永久的に保存できる中国で開発された新技術。

これら標本は生前(標本提供者)の遺志に基づき合法的に作られた作品を主催者が中国から賃借した展示品と云われる。

これを知ってから、今、岡崎の“みやこ・めっせ”の「人体の不思議展」に足を運ぶ気持ちになる人はいるだろうか?

全身標本が10数体標示され、体の一部や臓器が輪切りにされたものや、血管が露出した呼吸器系標本、胎児の標本など約170点が会場に展示されている。

これは人体をホルマリン漬けにすることなく、しかも湿気や臭いがない上に、手で触れることもできるので画期的な「新技術」だと中国が主張するとすれば、まさに我々の常識と彼等のそれには可なりの乖離があるのではと思えてならない。

これはまさに常識的な日本人のヒューマニティー感覚が中国人には欠けているとしか思えない。

このような人体標本を新技術として外国に輸出することに何の反省も示さない国家と、オリンピックや世界博覧会を主催して文化国家を標榜している国家が同じであると考えたくもない。

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