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夏時間

350pxdaylightsavingworldsubdivision 左の世界地図上で青色で示された処が「夏時間」を実施」(daylight saving time)している国々、或いは地帯である。工業化の進んでいる処では古くからこのシステムが実施されているが、押し並べて共産主義国家や労働組合の勢力が強い国、未開国、発展途上国では夏時間にはなじみが薄いことが判る。

東西に幅のある大国には時間差の関係で実施が難しいと判断できる。画我が国の場合はせいぜい時差が一時間なのであまり問題はない。

この歴史と特典を以下に挙げると、最初の提唱者は、18世紀アメリカで、物知りで、科学者であったベンジャミン・フランクリン。

しかし何故かその時には採用にまではゆかなかった。

次は第一次大戦中のドイツ、1916年4月30日~10月1日まで、イギリスでは同年5月21日~10月1日迄行われたといわれる。

アメリカでは1918年とその翌年に各7ヶ月行われたらしいが、その時は不評で廃止となったが、第二次大戦中に資源の節約目的で始められて今日に至っている。

アメリカの場合、現在では(2007年以後)、「包括エネルギー法案」の可決で3月の第2日曜日~11月の第1日曜日の8ヶ月間と決まっている。ただし時差の関係でハワイ州全土とアリゾナ州の一部では不採用となっている。

アメリカの占領下にあった頃では(1948~1951)日本でも強制的に実施されていた。

今年3月11日の大震災によって、特に関東地方では電力不足が叫ばれている中、何故この日商時間を有効に使える、daylight savingの世論が起こらないのか不思議でならない。

1995年頃(神戸、淡路島地震)の頃省エネ目的で国会で議論されたことがあったが何故かそれはいつの間にかトーン・ダウンして立ち消えになっている。

アメリカのように東西に距離があってその間の時差が3時間もある国でさえ国民は少々の不便にも耐えて行ってきた。

夏時間実施に対する反対論では、”生活のリズムが狂う”、”日本列島は東西に長い””高温多湿””時計の調整が面倒”など理屈にもならないこtろばかりである。

筆者の邪推かもしれないが、夏時間反対の旗頭は、主に日教組主体の労働組合の意見があるのではと疑いたくなる。

もともと小資源に苦しんでいる日本。それに加えて今回の国の将来を揺るがしかねない大震災に遭遇して、電力節減のために太陽光を有効に利用することを第一に優先して考えて当然と思う次第。(参考記録:グーグル)

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