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私設「山本天文台」

Photo 京都新聞2011・05・18によると、京都大学花山天文台初代台長であった、山本一清氏(1889-1959)が1942年に大津市桐生の自宅内に完成させた通称「山本天文台」に関する話題を紹介している。

同天文台は老朽化で、10年ほど以前より閉鎖されていたが、同天文台所蔵の資料が6月初旬に、すべて京都大学に寄贈されることとなり、初めて同施設内がマスコミに公開された。

新聞写真の複写で鮮明ではないが、当時天文観測の拠点となった、第二観測室の模様が判る。

屋根下に天窓つきの屋根を360度回転させるr-ル(直径4.8メートル)が張り巡らされ全方位を観測できる仕組み。

床の一部には赤道儀の重なりを通す竪穴が開けてあり、約7メートルの地下室まで貫通している。

望遠鏡接眼レンズ、カメラを収納した棚。1階には以前に太陽の活動現象を写した乾板2000枚以上が保存されてていた。

開設当時、全国から若いアマチュアーが大勢訪ねてきて、そこで寝泊まりしながら観測に没頭したと云う。

メンバーの中には火星観測の第一人者佐伯恒夫氏、海老沢嗣郎氏らも常連であったらしい。

このたび、京大天文台、研究資源、アーカイブ、宇宙物理学教室と、山本氏が創立した国内最古の天文同好会「東亜天文学会」の4者合同で事前調査を実施、京都大学への資料移動の最終会議となった。

富田教授は「京大の生駒観測所で観測を始めた以前の記録もみられ、初めての発見」とご満悦とのこと。

その他、国内外の研究者との交流で収集された数千点もの文献があり、これらは「木製」、「オーロラ」、「伊能忠敬」などとジャンル別に整理がなされていたと云う。

これらの資料の整理には数年を要するとのことだが、一日でも早く愛好家に公開されるkとを望みたい。

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