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「御物」と「離宮」等は国民の財産

Photo_5 御物(ぎょぶつ。ごもつ」とも)天皇家に伝来した所蔵品のこと。

室町幕府8代将軍足利義政が集めた唐物名物(絵画、工芸品)を東山御物(ひがしやまごもつ)

徳川家に伝えられた名物茶道具を柳営御物(りゅうえいごもつ、柳営は幕府または将軍の意味)と呼ぶ。

1988年の昭和天皇の崩御により、翌1989年、「御物」の大部分は相続により国庫に物納され、宮内庁管轄の三の丸尚蔵館に収蔵されている。

その中には狩野永徳の「唐氏氏図屏風」、「春日権現記絵巻」、「もうこ襲来絵詞」、伊藤若冲の「鶏、植物の脚気物」等が知られていたが、この類の物件も今では御物ではなく国有財産(国民財産)となっている。

唯、昔から天皇家を象徴すると言われる「三種の神器」や歴代天皇の肖像、遺筆、など皇室経済法第7条にある「皇室と共に伝わるべき由緒ある物は未だ御物として宮内庁の管轄下にあり、皇居内の山里御文庫と京都御所内、東山御文庫に保管されている。

尚、御物は慣例的に文化財保護法の指定の対象外で、国宝、重要文化財の範疇には入らない。

従って、戦前御物と云われていたもの、皇居を始めご用地、御用邸、修学院離宮、桂離宮、埼玉鴨場などの土地建物、正倉院の宝物など全てが「国有財産」となったことははっきりしている。

これらが国有財産と呼ばれているに関わらず未だに“皇室用財産”と呼称され続け、皇室用と特定して、「御物」と呼び、宮内庁侍従職が管理していることは何故なのだろうか?

日本国憲法第88条に規定された「国有財産」が何故、未だに宮内庁管理下にあって、政府や地方自治体の自由にならないと言う矛盾には何か公にできない因縁があるとしか考えられない。

宮内庁が未だに“天皇陵”を特別視し続けて、考古学の研究に提供することに消極的姿勢を保持している事なども不可解な感が拭えない。

国有財産が国民の財産である以上、文化財や修学院離宮、桂離宮、浜離宮等は進んで国民の為に解放するべきだと思うのだが。

以上について、宮内庁の忌憚のない説明を期待したい!

(御物の性質に関してはウイキペディアの文を参考にさせて頂いた)

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