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北京市内地下鉄での風力発電実験

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「人民網日本語版」2009年8月6日報=北京建築技術発展有限責任公司が研究グループを結成して地下鉄で風力発電テスト実施したことを発表している。

それによると、今まで注意されずに見逃されていた地下鉄施設内で生じる「風」に注目、特殊設備の設置で電気に転換されて地下鉄構内の照明に利用できる可能性が出てきたと報道。(科技日報)

鐘副総経理率いるグループメンバーの報告では高速道路上の風は分散して集めにくいが、地下鉄内では密閉空間のために最適な長いトンネルがあることに注目、北京市内のすべての路線で風力テストを実施したことで「風」の回収と利用に問題がないことの結論に至ったと報じている。

トンネル内に数メートル間隔で取り付けた発電機によって列車の通過時に起きる風を利用して、地下鉄構内の電気設備に蓄え、構内照明、広告用照明が可能となった。

ところが構内に取り付ける発電機の平均コストは@1000元、一つのトンネルにかかる費用、32万元となったが、1台の発電機で年間節約240元として、3年から4年でコストの回収が出来るとの事。

2009年5月、「地下鉄トンネル風力エネルギー回収・再利用」プロジェクト」が建設部の審査を通過した。

模型が6月に完成、省エネ環境保護展でお目見え、注目を集めたとのこと。

資源大国の中国でさえこのような研究が考えだされていることを我々は注目、今後は謙虚に資源の節約に努力すべきであることを再認識すべきと考える。

それと、地下鉄のような風洞型の場所で電車通過の際発生する「風」を電力に置き換えることが可能であるばかりでなく、経済の観点から重要であることが判明したことはうれしい限りである。

国土交通省、各新幹線会社のさらなる研究でトンネル内で発生する風力を電力に置き換え将来、原発にかわる技術研究が少しでも進むことを希望してやまない。

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