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節電問題

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資源不足で電力消費が問題視されると、国会で政治家が“ノーネクタイ”姿で現れる。これを彼らは「クールヴィズ」と呼んでいるが、筆者はその語源についても知るところでない。

ただのジェスチャーで示すよりも、もっと具体的に、論理的に資源節約の実践方法を国民に示して説得しなければ国民は納得して同調できない。

今回の福島東電原発事故で、首都圏では間もなく「節電」が問題視されることは必至の状態である。

東京都知事の石原氏は、日本中にある無数に近い“自動販売機”と“パチンコ店”の取り扱いを問題視している。

彼は具体的に自動販売機での清涼飲料水の供給は他に方法を考えられるし、パチンコ店営業につぃても、時間をずらして深夜にでもすれば、深夜電力料金も利用でき、しかも冷房に使用する電気代金の節約にもなると言っている。

筆者も数度前のブログで推奨した「夏時間制度」の導入にも一理があると信じている。

余談だが、石原慎太郎氏は産経「日本よ」のコラム(05・02)で、在日韓国人に多いパチンコ業者が母国の韓国に、このゲームを奨励したところ、韓国の当局は“これが流行すると国力の低下につながりかねない”として、ご法度となったことも披歴している。

これが果してその通りなのかどうかは知らないが、少なくとも最近の我が国では「気の緩み」から発生したのではと疑いたくなる事件が多すぎる感があることは確か。

石原氏が提示する自動販売機の消費電力は、年間26万キロワット、パチンコ店のそれは、84万キロワット、両者を合わせると、100万キロワットを上回り、東電福島第一原発1号機の2基分以上になるとの事。

確かに石原氏の述べている如く、無制限のように、日本中どこへ行っても自販機が電気をつけっぱなしで乱立している国などは世界では珍しい。

これは我が国が平和で、安全と云う環境だから成り立つ産業で、危険性を考えれば他の国ではこのような産業は採算性は見込めないと思われる。

観光地での「美観」を重視する見地から今後、自販機に対する何らかの制限はあってしかるべきだと思う。

政府もこの非常事態に際し、思い切って制度改革を実行に移してこの難局を乗り切ってほしい。

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