« 大きなヌードは貴重な財産 | トップページ | 夢多き19世紀のアメリカの1ページ »

「一票の格差」問題の解消に努力必要

Photo アメリカの選挙で最も問題にされるのが「下院議員数」であり、それは10年ごとに行われる国勢調査で、アメリカ全土、50州の選挙人の数を決定する。

最近では所謂“サン・ベルト”と呼ばれている、カリフォルニア、テキサスを含む15州。即ち“日の当たる州”グループ、そこでは人口増加が最近著しく、繁栄が見られる地方のこと、それに反して、ノース・ベルト(或いはフロスト・ベルト)即ち、冬に雪や霜に悩まされかねない、昔栄えた、北東部、北西部の各州は、人口の減少が見られ議員数が減少が反対に進んで、悩んでいるところである。

次期選挙では2010年に行われた国勢調査が参考になることだろうが、少し古いが、1990年度の結果と1970年度と比較した結果(地図で読むアメリカ、雄山閣出版平成11年発行参照)カリフォルニヤ9票増で、52、ノースカロライナ1増で12、ジョージア1増で、11、アリゾナは2増で、6となっているに反して、ニューヨークは8減で、31、ペンシルヴァニアは4減で21、イリノイは4減で20、オハイオは3減の19、ミシガンは3減で16、ニュージャージー2減の13、マサチューセッツは2減の10となって、政治の中心が北東部から南西部に移動しつつあるかに見える。

勿論、北東部各州(ニューハンプシャー、メイン、ヴァーモントやロードアイランド等)も人口数が減少しつつあり、かってはアメリカ文化、財力の中心地帯であった北東部の勢いが失われつつあることが感じられる。

しかし、アメリカは、さすが堅実に憲法の規定に誠実に政治を行っている姿勢が見て取れ、総選挙ごとに「一票の格差」問題が持ち上がり、憲法違反を窘める政治家も出現しない闇に覆われた「暗い政治」に反対を唱える勇気を持てず、ただ、目をつむっている日本の国民も責任を持つ覚悟が必要だと筆者は叫びたい!

|

« 大きなヌードは貴重な財産 | トップページ | 夢多き19世紀のアメリカの1ページ »