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過去の人となった小沢一郎

Photo_2 (写真:藤井裕久氏)

菅直人首相の正式退陣声明を待っていましたとばかりに、民主党次期総裁(首相)の座を夢見て、さまざまな候補者が、民主党を除名処分になった小沢一郎の後押しをもらおうと“小沢詣で”に押し掛けていることが報道されている。

これは誰が見てもおかしな事である筈なのだが、それがそうでないと思う非常識さが永田町の常識なのであろう。

ところが、小沢一郎はそんな連中のことを考慮せず、自分の考えで、次期の総裁候補にと今月中旬、藤井裕久元財務相(79)懇請したが藤井氏が門前払いをくらわしたことが判明した。

藤井氏は93年に共に自民党を離党、民主党と自由党の合併後、お互いに次第に疎遠になって、いまや岡田幹事長、野だ財務相の後見役を務めているとされる。

筆者の記憶では藤井氏こそ「バブル経済」をパンクさせた主役の一人で被害者の一人として良い印象はもっていない。

筆者の考えるところ、小沢氏は藤井氏に大きな迷惑をかけ、“それをチャラにして、これまでの借りを返へすと共に名誉を差し上げ度い”と思っての勧誘だった。

これまで再三、国会の予算審議会で、訳のわからない「改革国民会議」の自由党宛ての数枚に及ぶ高額領収書について、藤井氏が追及されている場面をテレビで見聞きしている人も多いと思うが、こんな時に小沢が藤井氏に、総裁選挙の出馬要請を、それも、党を一旦正式に引退した79歳の老人にすること自体変だと思う。

これは正に小沢一郎自身が窮地に追い込まれている証左としか映らないし、又、小沢一郎は既に民主党を見限っているとしか考えられない。

民主党の末路は目前にせまっているが、国民として今後どのようにしてこの国難を克服できるのかの不安は募るばかりである。

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