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マーサ・ワシントン

Martha_washington1 Martha_washington_2

アメリカ初代大統領、ジョージ・ワシントン(George Washington,17321799)の夫人の容姿は普通、小太りで57歳で白い頭巾をかぶった、やぼったい感じの肖像が思い浮かぶのだが(写真1)、彼女は160センチにも満たない小柄な女性であった。

マウント・ヴァーノンにあるワシントン記念館では、このたび、彼女の結婚した頃、このような容姿であったろうと描かれた肖像画を展示した。

1759年、27歳のマーサ・ワシントン(Martha Washington)の想像による肖像画(写真2)

American History、1909年8月号(P.40)によると、当時彼女は既に二児の母親で、前夫の名はダニエル・カスティス(Daniel Custis)と云う、彼女より、20歳も年上の非常に裕福な農夫で、それはマーサの18の時のことであった。

マーサとジョージは初めての出会いの後、僅か数カ月で結ばれたと言われている。

その当時のカストムとして、マーサが未亡人となった1799年、すべての過去の書類は焼かれてなくなっている為、確かなことは不明だが、当時ヴァージニア殖民地で最も裕福な女性で知られていたマーサにジョージが魅せられたのではないかと考えられている。(当時、結婚と同時に、夫人の持参金、財産の全てが夫のものになった。)

写真2に見るマーサの姿は、アメリカ文化史の専門家のパトリシア・ブラディー(Patricia Brady)が、1776年、ウイルソン・ピール(Wilson Peale)が象牙に描いたマーサの容姿を参考に、ルイジアナ州立大学研究室が27歳のマーサが結婚式に付けたと云われる紫色のウエディングドレスを重ね合わせた結果、出来上がった想像画である。

この肖像画はワシントンのマウント・ヴァーノン記念館に展示されている。

アメリカのファースト・ファーストレディーであったマーサ・ワシントンは僅か160センチ足らずの小柄な女性であったが、夫のジョージは約190センチの立派な体格の持ち主であったことで知られている。

“いちばつ”の二児の子持ちのマーサの選んだ、あこがれのジョージ・ワシントンと、ジョージが選んだ裕福な未亡人、マーサとの取り合わせを後世の歴史家はどのように評価しているかはアメリカ人でない我々としても研究に値する興味深いサブジェクトであることは確かである。

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