« 日本の外交を問う | トップページ | 作家、吉村昭と「三陸沖津波」 »

新聞の将来

Photo

筆者はかねがね一度購読を始めたら止めることが難しい我が国の新聞販売のシステムに疑問をもつものである。

我が家で地域のニュースを知るために地方新聞一部だけの継続購読はしているが、その他は必要に応じて散歩をかねてコンビニ等で買うこととしている。

そこで、どれほどの人口が定期的に宅配される新聞を読んんでいるかを調べるために「グーグル」でサーチした。

そこで目についたのが~あなたにできること~の触れ込みで「新聞は定期購読しない」と云うコラム発表を見たのでここに紹介したい。

―お断りしておくが、一部は上に述べたコラムからの引き写しであるので、異論のある場合は「グーグル」に質問をお願したいー

“アメリカの全国紙「USA TODAY」は、全部数の約8割が即売。一方、日本の新聞は月極め宅配が主体で、即売はせいぜい5%。比較的多い日経でも約8%に過ぎず、圧倒的に定期購読の宅配契約者が新聞社を支えている事が

判る。”

つまり「既得権構造の維持」を許しているのは一般人であって、各新聞社は、最低の努力で、ジャーナリズムの名のもとに、平気でその既得権上に胡坐をかいていることが判る。

常に、平気で談合を繰り返し、カルテルと云われても仕方がない、「各社同時休刊、同時値上げ」に対して、政治も文句をつけられない横暴組織「新聞業会」に誰がしてしまったのだろうか?

今や「ニュース」は誰でも無料でインターネットとを通して入手できる時代になっている。

現に“若年層の単身者のうち、約6割が新聞に見向きもしない生活を送っていると云う”

「成年層と新聞」(新聞協会が96年末に実施したアンケート調査のまとめ)によると、18~35歳単身者の40.1%は一度も新聞購読未経験者、5年以上前から新聞をとっていない人も19.5%いた。”その中にあって、テレビ欄以外に目をとめない人が大半いるらしいとのこと。

サラリーマンなら出社して、パソコンでニュースを閲覧、ついでにスポーツ欄に目を通すと、早朝に発生した事件や国際的ニュースの知識までが得られる。

(新聞では、午前3時以後に発生した出来事は掲載されない)

日経、読売、朝日、毎日、産経等のニュースともども、全て“ヤフー”や“グーグル”で閲覧できる。

地方新聞には、それぞれの地方でしか判らない出来事が見られる。

大新聞にしても国際的なニュース・ソースは略「共同」や「ロイター」等の外国の情報に頼っているのが偽らざる現状であれば、稀に起こるような一大スクープ・ニュース以外に期待できるこては限られている。

それに引き換え、筆者が興味をもっているのは「各種業界新聞」であるが、これは公に売られていない。

知識豊富な論説委員を抱えている新聞社がまとめた「社説」でも、今ではネット上で読めるならば、益々、一般新聞の存在価値は薄くなるばかりであろう。

我が国では、何処かの国のように、むやみに報道管制を敷いていないことは事実だが、どれを読んでも変わり映えのしない日本の新聞には反省すべき点が多いように思われる。

しかし、毎朝見る新聞報道は、それぞれが「歴史」であり、そこに書かれた物事は永久に残ると思う。従って「故事」についての知識を紹介した記事には筆者は興味を持っている。

我が国の新聞業が殆ど宅配定期購読者に依存していることが事実である以上、今後進行する“ペーパーレス”時代に如何に対処するかは重大問題である。

|

« 日本の外交を問う | トップページ | 作家、吉村昭と「三陸沖津波」 »