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大女優、故エリザベス・テーラーの遺産競売

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去る、3月23日、ハリウッドの代表的女優で1世を風靡した、エイリザベス・テーラー(Elizabeth Taylor,19322011)が79歳で絢爛な生涯を閉じた。

テーラーは戦後のハリウッドを盛り上げた、最大で、最も美しいシンボル的存在の女優であった。

筆者は彼女の性格がどんなものであったかは詳しく知るところではないが、一生に8回も結婚、離婚をくりかえしたと云うことは、協調性に欠けた性格の持ち主ではなかったかと想像する。

幼いころからスクリーンに登場、「若草物語」(Little  Woman,1949),「花嫁の父」(Father of the Bride,1950),「日の当たる場所」(A 

place in the Sun,1951)

ジャイアント(Giant,1956),トタン屋根の猫(Get on the hot tin roof,1958), バターフェールド 8(Butterfield 8,1960)クレオパトラ(Cleopatra,1963)、これら全ては日本にも輸入され、大人気を博した作品ばかりで、まさに彼女は、ハリウッド映画産業の一大スターとして黄金時代を築いた。

1970年以後、彼女の映画出演の回数は少なくなったが、

1980年以後では彼女は社会事業に参加、エイズ撲滅運動に努力したと云われている。

リチャード・バートンとは実に11回も共演したところを見ると、彼が最も気に入られた相手役であったことは事実。

Elizabeth talor AIDS foundation,(1993),American Foundation AIDS resurch(1985)等の存在は、テーラーと共に広く知られている。

フランスのレジョン・ヅ・ヌールを始め、生涯に世界各国から多くの勲章を受けている。

この度、エリザベス・テーラーのジュエリーコレクションの競売が行われ大変な高値で落札されたとの報道があった。

全体の金額は$115million,その中では、$11.8millionの真珠のネクレス、それに、リチャード・バートンからもらったダイアモンドの指輪が$8.8millionとその他諸々の貴金属等の合計が

$115million.

1米ドル=77円として計算して、円換算で一体幾らか?、筆者のつたない算術では金8855億円ではと思うのだが間違っていたならお許し願いたい。

最も高値を呼んだのがここに掲載した、首輪の下に大きなダイヤがぶら下がっている見事なアクセサリーではないかと思っている。

アメリカでは、どんな人でも、死亡と同時に、遺産執行人が指定され、手続きが始められる。

それ以後は、身内を含め、如何なる人物でも遺産には手がつけられない厳正な法律がありこれを破った人は刑法に問われる。

今般のエリザベス・テーラーのような著名人なら、特に国税局が目を付けているので預金残高の1ドルまで計算され、不動産や貴重品、コレクションの全てが、一旦競売され現金化された時点で、税金を支払った後に、遺言に従って財産分配が行われる。(しかし遺言は尊重されて、指定された物事に関しては遺言が先行する。)

この点、我が国の場合のようにいい加減なことは出来ない仕組みになっている。もし、家族の誰かが被相続人の持ち物の内、欲しいと思う物があれば、競売の場で落札すれば取り戻せるが、勝手に無断で貰っておくことは不可能である。

この点、アメリカ式の、すべてに平等で公正な相続規制は我が国の税務署も勉強すべきことがあるのではと思っている。

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