« 大局的国家間外交を重視せよ | トップページ | 支離滅裂の民主党 »

本末転倒?

Photo

沖縄の普天間飛行場の移設は語られ始めて以来15年経過しても何らの進展がない。

日本政府が移設先の辺野古周辺海域の埋め立てに関する許認可権を持つ中井眞知事が許可を出さなければこの移転計画は実現しない。

辺野古への移転が駄目ならば、米軍の嘉手納基地か、他府県への移転とならざるを得ないが、アメリカ外交問題評議会上級研究員シーラ・スミス氏は“日本国内の政治的理由か、米軍の軍事基地運用面の理由から解決が見送られてきたが、現行案以外に適当な場所が見当たらないとしても日米両国には安全保障分野で取り組まなければならない重要問題が多々あり、普天間移設問題ばかりに集中している余裕がない”と、アメリカには内政干渉をする権利も意図も持たないが、「そろそろいい加減に自主的に決着させろ」と言外に述べている。

政権が変わってから、政府民主党の防衛大臣も数人入れ替わったが、同じことの繰り返しで国民全員もこれについて「うんざり」させられている。

ここに掲載する写真(毎日、2月3日)は「卒業証書授与式」のように見えるが、実は、普天間の県外移設要望書を沖縄県知事が田中真紀防衛大臣に手渡して、「お願いをしている」瞬間のスナップだが、如何にも本末転倒ともとれる微笑ましいシーンに映るところが笑えない事情を写している。

|

« 大局的国家間外交を重視せよ | トップページ | 支離滅裂の民主党 »