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イランとイスラエルの危険な状態

最近イスラエルが、アゼルバイジャンの空軍基地を使用する許可を得たとみられると云う報道を米誌「フォレン・ポリシー電子版」がアメリカ外交当局高官から得たと云うニュースが今朝(3/30)の産経にでていた。 

筆者は、数カ月前に、アメリカが既にアフガニスタンの鎮圧の為に、同地に空軍基地を構築したとのニュースが報道されていたことを記憶しているが、此のたび、イスラエルがイランを牽制する目的でアゼルバイジャンに軍事基地の使用を許可されたと“見られる”と米外交高官が漏らしたと云う情報には、謎めいたものがあり、既にアメリカ+イスラエルが共同でイランに圧力をかけることで同意がなされたと見て取れる。

イスラエルは以前、シリアに突然ミサイル攻撃を仕掛けたこともあり、これまでのイスラエル対イランの関係を考えると、何時でも、イスラエルがイランに対して局地的な攻撃に打って出る可能性は充分考えられる。

これについて米政府当局者は、イスラエルがこの基地を対イラン攻撃に使う恐れがあると懸念していると言うが、これはそんな予測の範囲を超えた報道と考えて間違いがないと思う。

イランは恐らく、アメリカの尖兵としての役目として、イランの核関連施設の完成までに攻撃に踏み切る段階にあると思っても良いのではないだろうか?

イスラエルからイランの核関連施設迄は千数百キロも離れているため、戦闘機での空爆は困難と考えられたが、アゼルバイジャンの基地経由ならば、空中給油の必要がないと同誌は伝えている。

ここで考えられることは、イラン制裁にロシアが了承をアメリカに与えたことは充分考えられるし、中国封じ込めにロシアが乗り出したのではと予想できる。

あまりこんな表現はしたくないが、EU経済圏がヨーロッパ文明の発祥地の中心である地中海の国、ギリシャの危機を身内の問題として大きな犠牲を払ってでも救済しながら、経済的に裕福なトルコをあくまでも圏外に留め置く姿勢は「白人コミュニティー」の結束が未だ如何に硬いかが伺われる。

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