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裁判官「疑わしきは罰せず」

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国民の大きな注目を浴びていた小沢一郎の政治資金管理団体の不正行為の疑惑に関わる裁判に本日、426日、東京地裁に於いて採決がだされて無罪が確定した。

この無罪判決には恐らく多くの国民が「何故」と首をかしげていると思う。

何故ならば、4億円と云う出所さえも怪しい(小沢氏本人もキチット説明出来ない)大金を自己の政治団体「陸山会」に不動産取得を目的として秘書にわたしておきながら、“全く覚えていない”とか、その大金の出所を隠すために改めて金融機関から同額の借り入れを起こして、その借入書に自署、捺印をしながら“全く記憶していない”とか、普通の常識人ならば無理な論法を通して、シャーシャーとしていられる神経には殆ど100%の国民が驚愕したに違いない。

これで民主党が決めた小沢氏の党員資格停止が解かれて元通り、何の精神的呵責もなく国会に戻って来られると思っているとすれば、小沢氏は政治家失格である。

数々の検察の失策で裁判官としても確実な証拠不足で、小沢氏に対して有罪にできるとは思っていなかったと信ずる。

状況証拠と常識論から小沢氏も、彼の秘書たちも、決して「潔白」であるとは思っていない。

裁判官としても有罪にできる証拠が欠如していて、小沢陣営には疑惑は山ほどあるのだが、此の際、法律の原則「疑わしきは罰せず」にてらして本日のところは無罪と云うことになった。(The suspect must always be given the benefit of the doubt.)

小沢一郎氏としても最高の教育を受けた政治家として、この辺の事情は心得ていると考えられる。

今後始まる国会の場で、野党からは小沢氏は「参考人」として質問が浴びせられることとなることは必定で、むしろ、これからが、彼にとって苦しいのではないかと想像している。

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