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貴方の身にsつける「腕時計」の価値

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貴方は実用派か、ブランド派か、それは各人各様だが、、本日の毎日の「水説」を読んで驚いたことがある。

筆者は実用主義で高級な腕時計には何の魅力を持たない。“時は一つ”主義で、1000円の時計も、1個、100万円のものも刻む時刻は同じだからである。

Wall Street Journal magazineの5月号に、世界有名時計ブランド7種類が掲載されていて、そのいずれもがスイス製で、日本製のものは含まれていない。

我々日本人はオリンピックの陸上競技場で「SEIKO」が使われていることで、この世界はカメラと同じく日本製が世界一と云う感覚を持っていた。

ところが最近の資料によると、(日本時計協会)2011年の生産高は6430万個(前年比2%減)、総売上高、1689億円、内輸出5790万個(同2%減)で、売上金額は1010億円であった。

これに対し、スイス時計協会によれば、同年のスイス製時計の輸出額は、前年比19.2%増の約193億スイス・フラン((約1兆7000億円)だとのこと。

これはスイスは時計産業の規模(売上高)で日本の17倍をたたき出していることになる。

1969年にセイコーは、正確なクオーツ時計を売り出し、一種の革命を起こした。

そして、これを機に日本製のウオッチがスイスを追い抜いて世界一の座を占めたことを世界中が確認したと思われた。

今日の記事によると、スイスの時計産業は70年代、76000人を雇用していたが、80年代には3万人強に激減したらしい。しかし現状の数字が示すように、腕時計の世界市場では日本はスイスに再逆転を許してしまったことが判る。

スイスは苦境時には部品をアジアの工場に分散してコストダウンを図る一方、メーカーを集約し、ブランド力の強化に努めたと云われる。

そうした努力の積み重ねで、世界の高級時計市場を独占できるようになった。

これは各人の趣向の問題で、筆者としてはどちらでもよい話だが、スイスの産業規模における1兆7000億円がGDPに占める比率と、同じ金額の日本での価値観は比較できるものではないことは明らか。

米アップル社のIPHONEの部品の3分の1は日本製だとのことであるが、これに匹敵する日本製の携帯電話はない。

女性はブランドものの時計にはあまり興味は示さないが、ハンドバッグ類には男性には見られない魅力を感じると云う。

「ブランド」とは自分にとって“何物”なのだろうか?

ミッキー・マウスのデザインのおもちゃのような時計は、大の大人が身につけるにはふさわしいとは思わないが、「時は一つ」の感覚からすれば一個、100万円の時計はアクセサリーで、何ら1万円のセイコーと時計としての実質的価値は少しも違わないと云うのは唯の筆者のやせ我慢。

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