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Jewish Power

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最近、日本を訪れた、イスラエルのバラク国防相は、隣国のシリア情勢について、反政府デモへの弾圧を続けるアサド政権は、もはや崩壊を免れないとした上で、シリア国内の混乱がイスラエルの安全を脅かさないよう、事態を注視していく姿勢を示しました。(即ち、イスラエルは傍観者)

此の事から推測すると、 シリアを無援、孤立させて疲弊させることこそ、イスラエルの利益と考えているのではと邪推したくなる。

この二つの国家はレバノンを境にして永い間紛争を続けている。シリア内戦の内情は我々日本人に到底解釈できない宗教的な要素をはらんでいる。

2000年に父の死を継いだ現パシャール・アル・アサドのシリア政府は、自由化改革と守旧の引き締めの間に揺れ、2011年に入って、民主化を求める反政府勢力と武力衝突が起こっている。

7月にはシリア第3の都市オムスで、少数のアラウイ派(シーヤ派の分派)に属する30人以上が虐殺された。

政権の揺らぎで宗派の対立が頭をもたげているとの観測がなされている。

アサド政権はシリアの人口の16%を占めるアラウイ派であるとされる。

シリアの影響の強いレバノン(首都、ベイルート、人口430万)で活動するシーヤ派の強硬派、イズボラの動静が注目される。

イズボラは対イスラエル強硬派として勢力を広めたが、レバノンの反シリア派「3月14日同盟」や、その内の強力なスンニ派政党“Future Movement”の動きが気遣われる。

イズボラは2005年にシリアのレバノンからの支持に回っていた。反シリア派ラフィーク・バリーリ前首相を爆弾テロで殺戮しているが、現在では、揺れているシリアのアサド政府との関係は以前より不安定な状態との情報もある。

そこで、アメリカであるが、筆者の考えるところ、シリアに関しては全て、イスラエルの思し召し次第と云うところでは?

本年の秋の大統領選挙を目前にして、オバマ大統領としても下手な動きは出来ないところ、従って、アメリカはアフガン問題でシリアに介入する余裕がないとは言っているが、本当のところはイスラエルからの国内のjewish powerのロビー活動にも反対が出来ない状態ではと考える。

毎日、数100人の国民がアサド政権の餌食となっているのに、アンクル・サムがどうして行動を起こさないのか?

この辺になると終戦以来「平和主義」を貫いてきた日本人のメンタリティーでは計りしれないものとなる。

人間の非情はキリストの時代から少しも変わっていないことに気づくのみである。

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