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蝶の分布

Photo_2イシガケチョウ」

本日(7月22日)京都新聞、本来は南方系の蝶5種が京都で見つかったと云う見出しで、「イシガケチョウ」、「クロコノマチョウ」、「ツマグロヒョウモン」、「ムラサキツバメ」、「ホソオチョウ」らが写真入りで紹介されていた。

それと、「ナガサキアゲハ」が1940年に九州北部で発見されて以後、2000年には山梨県付近にまで移動していることも指摘されている。

蝶に詳しい、京都府立乙訓高校の生物担当の宇高敦教諭、20年前まで府内では稀にしか見つからなかったナガサキアゲハが、他のアゲハの仲間より勢力を増していると述べている。

ナガサキアゲハは、東南アジアから中国南部、台湾あたりにいる大型のアゲハ蝶で、江戸末期に生物の研究をしたオランダのシーボルトがこの蝶を長崎で発見したことで、この名前がつけられたと云われる。

山城地方のチョウの研究家、相楽俊氏(54)も、1994年に同種を最初に目撃してより、今ではこの辺で最も多く見られる種類の一つとなったと述べている。

滋賀県立琵琶湖博物館(草津市)は、03~05年度、県内のアマチュア研究者と一緒に蝶の分布状況を調べ、その結果、前述の5種類の、今まででは南方系のものとされていた蝶たちが、滋賀県周辺で発見されだしたが、その反面、オオムラサキに代表される本来は普通種をみられていたものが減少していることが判ったとも云われる。

共同研究に携わった八尋克郎総合学芸員(49)によると、「ツマグロヒョウモン」は幼虫の食草となるパンジーが最近、園芸ブームで広がり、ホソオチョウは輸入された種が朝鮮半島から持ち込まれて広がったと云われている。

これは正に地球温暖化のバロメーターとして貴重な事象確認であり、北海道での米の収穫が定着したのも同じ現象、又、北極海の氷が減り、水面の上昇で多くの洋上の島々周辺での被害もこの現象と関係が深い。

恐らく、この地球温暖化現象は蝶類のみならず、渡り鳥の種類にも影響が及んでいることは事実だと思う次第。

自然観察を通じて季節の移り変わりを調べたり、世界に分布している蝶や昆虫の研究でいろいろのことを子供達に学ばせることは貴重であると筆者も認識を新たにさせられた。

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