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「血は水よりも濃し」

Great_white_fleet1907 グレート・ホワイト・フリート写真

リムパック(rim-pac)=環太平洋合同演習はアメリカが2年ごとに行っている世界最大規模の軍事演習、日本も入れて、22カ国参加で、7月29日から8月3日までハワイ周辺で行われる予定だが、今回、驚くべきことにロシアがこれに参加を表明していることを知り、愈々再び“白が黄”を囲い込む態勢が出来上がったと思われる。

日露戦争が終わって2年後、アメリカ大統領、テオドール・ルーズヴェルトは、アメリカ海軍のニック・ネーム「グレート・ホワイト・フリート」(Great White Fleet)を、国の示威行為の目的で派遣した。

日露戦争後間もなく、アメリカに排日論がさかんとなり、ロシア海軍を破滅させるほどの規模に発展した日本を威嚇するために戦艦コネティーカットを旗艦とする、戦艦16隻を含む、大艦隊を編成、パナマ運河が未だに完成していなかったために、南米マゼラン海峡を経て遠路日本に寄港した。

今回の演習では、参加22カ国のうちに、日露戦争の敗者、ロシアが含まれていることに驚きを覚え、さらに、この大演習に中国がオミットされている事実を考慮すれば、105年前にアメリカが日本に対して行ったことを今度はロシア、オーストラリアを入れて、あからさまに中国に行っていることが明白と思われる。

去る4月23日、ロシアは中国と共同で、山東省沖で海軍大演習を行ったが、今度は突如として西側の大演習に参加することの意味は何処にあるのだろうか?

プーチン時代となって、ロシアは極東に進出する意気込みを増してきている。

ロシアは今後、中国のかこい込みにアメリカと手を握ったと思わざるを得ない。

沖縄米軍基地の問題でアメリカは苦慮し、オーストラリアのノース・テリトリーの首都ダーウインに海兵隊を駐留させることとした。ダーウインは第二次大戦中、日本軍が爆撃を行った数少ない町の一つで、反日感情の良い処でないことで知られている。

黄禍論の発生はオーストラリアであることも頭に入れると、あまり良い感じはしないが、日本政府があくまで、米軍の日本での駐留に反対の姿勢を押し通すと、将来に何が起こるかを、中国を含め、アメリカは日本にも厳しく対応を迫ってくること必定と筆者は予感している。

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