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京大発EV製造ヴェンチャー企業「GLM]

M25 トミーカイラZZ

京都大發ベンチャーのグリーンロードモーターズ(GLM,京都市左京区)は、開発}を進めていたEV(電気自動車)スポーツカーの生産を今週にも始めると云う報道を京都新聞(8/18)で知った。

これに、部品から組み立てまで府内にある企業が協力、倒産で夢と消えた「幻の名車、トミーカイラZZ」で最近はやりのEVで復活させるべく努力している、暫く聞いたことのないような夢のある情報に筆者は注目したい。

京都では昔から夢を追って企業を興し、成功した、所謂“ベンチャー企業”が多い。その筆頭が島津製作所、戦後では、堀場製作所やワコールが有名である。

若者が夢を抱くことは当然で、それを貫徹して大成してこそ“男冥利”と言えるが、はじめから、失敗やメンツーを気にして一生を終える多くの所謂「常識人」よりは尊敬されるべきである。

ZZ」は二人乗りのオープンカー、カって、トミタ夢工場(北区)が計206台を販売したが、同社が2003年に倒産後、姿を消していたものをモデルに、GLMは美しい車体デザインを保ちながら、座席の後部にモーターとリチュウムイオンバッテリーを搭載、EV化を目指す。

軽いボディーでも構造と強度に優れたものとし衝突事故にも配慮している。特殊金属の溶接技術に強い、かって、水陸両用車を製造した経験を持つ小坂金属工業(舞鶴市)が生産を担当、すべて手作りで組み上げる予定。

GMLはこの本格生産のため、資本金を一億五千万円に増資、元ソニー会長、出井伸之氏、京都大学元副学長、龍谷大学特任教授、松重和実らを顧問に迎え、これに、㈱ニチコンも出資に応じた。

10月に生産を開始、来春に新車発表後受注の拡大を目指す予定となっている。

小間裕康社長“京都企業の部品を集めれば100%京都産のEV基幹システムが出来る、部品調達・供給網の整った京都からの幻のスポーツカーを提供したい”と述べている。

グリーンロードモターズが何故「GLM」なのか判らないが、全身のトミーカイラーとは、1968年に成立された、旧トミタ夢工場のこと。(その名称は富田義一氏と解良喜久雄氏の名前から由来しているらしい)

2009年以降は社名ERコーポレーション、社長・樋江井尊吉氏(資本金5000万)で車の製造・販売を行っている。前身は50年以前から㈱トミタオートの名称でヨーロッパ車中心の輸入販売会社を営んでいたとのこと。

同社の倒産後どのようにして、GLMが「トミカイラ」車を継承したかは不明である。

とにかく、新生の「GLM」の成功を祈念したい。

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