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「ネオジム磁石」の発明者、佐川真人

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2012年度の日本国際賞は磁石開発会社「インターメタリックス」(京都市)の佐川真人社長(68)と、慢性脊髄性白血病の治療薬イマチニブの開発に貢献した米国の3人に贈られることになった。(写真左、佐川氏)

佐川氏は世界最高性能の永久磁石「ネオジム磁石」を開発した。この磁石を用いたモーターは小型軽量で消費電力が大幅に少なく、ハイブリッド車や電気自動車に使われるなど省エネに貢献することがわかっている。

本日の(825日)京都新聞では佐川氏の今までの苦労話が紹介されている。筆者は京都に将来性のある優秀なヴェンチャービジネスが誕生したことを喜ぶものである。

このネオジム磁石、1グラムで1キロの重さの鉄を持ち上げる世界で最強の磁石。これの発明者が佐川氏で、どん底のサラリーマン生活10年後(1982年)の努力の結晶であった。

「研究者になりたい」と云う夢を抱いて神戸大学工学部、東北大学大学院で金属の基礎研究を学んだ。

そののち、富士通に入社、ここで初めて永久磁石に生涯を賭ける気持ちを起こしたと云う。

当時、主流だったサマリュウムーコバルト系の磁石は脆く、そこで強度不足を補う研究開発を委嘱された。

この研究の過程で、”自分の性格は明確な目標さえ決まれば底力を発揮できるもの”と確信した。

この研究をさらに発展させるべく住友特殊金属(現日立金属)に転職、82年に至ってネオジムと鉄、ホウソを組み合わせ、「ネオジム磁石」を発見した。

その時の気持ちを”出世ができるとかより、これで社会に貢献できる”と、”自分の存在価値を確認出来たことを喜んだ”。

企業務めではできない新たな挑戦を求めて、1988年に退社、インターメタリックス(京都市西京区)を設立した。

それ以来、海外企業の研究コンサルタントとして世界を飛び回って会社を軌道に乗せ、2004年から再び、ネオジム磁石の研究に没頭した。

ここで問題になったことは、レアアースの中でも特に希少な「ジスプロシュウム」を使わないでできるネオジム磁石の実現であった。

”この超希少レアメタル「ジスプロシュウム」を減らせばハイブリッド車や風力発電を安価で増産できる、これは地球環境やエネルギー問題解決に欠かせない”と自覚した。

「ネオプロシュウム」の使用をゼロにするアイディアーも、既に頭の中にあると云う。

佐川氏”アイディアーを生むため、考える時間を長くとるようにしています。これには、年齢は関係はない”。

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コメント

真のニッポンジンがまだいることに心強く感じた最高に幸せである、がんばれニッポン!

投稿: 峠の地蔵 | 2017年4月18日 (火) 05時47分

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