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排他的経済水域面積と日本

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小国日本の「排他的経済水域」の延長が世界の超大国ロシアのそれよりも広いと言っても、誰も信用しないと筆者も思っていた。

ところが、グーグルの実情データー図録「世界の排他的経済水域面積ランキング」を見ると、アメリカ ;762万平方キロ、オーストラリアの;701万平方キロ、インドネシア ;541万平方キロ。ニュージーランド ;483万平方キロ、カナダ ;470万平方キロ、日本  447万平方キロ、旧ソ連 ;449万平方キロ、ブラジル;317万平方キロ、メキシコ ;285万平方キロの順番である。

日本第6位、旧ソ連邦が第七位と云うことで、驚いたのである。このデーターはアメリカ国務省の”Limit in the Seas-Theoretical Areal Alocations of Seabed Coastal States"(海洋産業研究資料)

なお、旧ソ連に就いては、その後独立したバルト三国、黒海、カスピ海に面している共和国の分が含まれている他、アメリカ国務省の解釈で、「北方四島」の周辺海域が含まれている。従って、現ロシアの管轄海域面積は旧ソ連の時代よりはるかに小さくなっていると思われる。

国の総面積で最大はロシア(16995800平方キロ)、2位、中国(9326410平方キロ)3位、カナダ(922970平方キロ)、その次がアメリカ(9158960平方キロ)。

因みに日本の領土面積は374744平方キロメートルである。日本には国境線はないが海岸線の延長距離は29761kmに及び、世界6番目でオーストラリアより長く、中国の約2倍もある。

海岸線の延長距離ではカナダがダントツ一位で202080km2位がノールウエーの83261km

ノールウエーとロシアの間でバレンツ海の大陸棚の境界を固定する合意文書に両国の代表が調印、旧ソ連時代から40年間の係争に終止符が打たれた。これは日本の国土の半分に相当する広さの海域をほぼ二分する境界の海域境界の設定で、ノールウエーの海岸線が一気に増えたことが判る。

ロシアは北極を巡る紛争については「北極圏の国々だけの交渉で解決させる」と云う強い主張を繰り返している。

その点、世界の最大の島と云われるグリーンランドを領有するデンマークの海岸線延長距離が7314km(世界の17位)の数字は解せないと思うのだが。

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