« エブラハム・リンカーンとヴィニー・リーム | トップページ | 年号入りの邸宅 »

毛沢東の亡霊に怯える日本

チャイナリスクの回避が叫ばれている。

アメリカのオバマ政権は一昨年より目ざとくこれに注目、毎年二桁の人件費増が続いている中国での製造業の将来を見越して自国産業の呼び戻し(リ・ショアリング)の号令をかけたことは、既にこのブログで紹介した通りである。

しかし、日本では未だ公に政府がこの問題に取り掛かる姿勢を見せていないことは、何かに怯えているのではと思わざるを得ない。

そのこととは別に、「三つの矢」のスローガンを掲げて、アベノミックスと称して、国内の斜陽産業(シャープ、及びルネサス)の救済のため、莫大な資金を投じようとしている。

昨年からのJAL救済が如何に人を喰ったような手法で国民の税金を無駄にしたか、また今回の、目先のつまらない国のメンツの為、将来性に乏しい会社を国有化しようとしているのは何故なのだろう。

中国経済の崩壊が進む中、欧米の投資資金は最近になり、中国に向いていた投資比率を他のアジア諸国へシュフトしていると云われる中、お人よしの日本だけが対中投資を活発化して中国を支えているように感じる。

今回の反日テロで「日本人や日本企業に対する放火・暴動・略奪の限りを尽くしたしっぺ返し」で日本を追い出しにかかった中国に何の未練をもつのか不思議でならない。「中国で商売したくても、成立した商談ですら破棄されてしまうような不遜な態度にはどんな企業も我慢がならないだろう。

イオンなどの大企業でも中国から他のアジア諸国へのシフトを鮮明にしており、「今、中国に進出するのはただのバカ」と思わざるを得ない。

進出審査にもワイロを要求するようなモラル・ゼロの国家に付き合う意味がどこにあるのだろう?

最近しばしば発生している極端な空気汚染や水質汚染で生命の危険にさらされている上、まともに公平な商談すらできない国家の体裁も整っていない共産国家、中国に、これ以上の深入りは意味がないのではと感じる。この国は市場が大きいから儲かると考えるのは危険過ぎる。

殺されたくないのなら、中国は避けるべきと、とっくに愛想をつかしたアメリカのスタンスは間違っていない。

このままだと、未だに中国に留まって足が抜けないでいる日本企業を「人質」として、日本に対して高飛車な外交を展開してくることは火を見るより明らかだと筆者には映る。

中国から撤退できないで困っている日本企業を速やかに救出と考えるのだが、如何なものか?

|

« エブラハム・リンカーンとヴィニー・リーム | トップページ | 年号入りの邸宅 »

コメント

全く同感です。 脱中国は早ければ早い程いいと思います。

投稿: リンダ | 2013年2月22日 (金) 03時39分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/304622/49557927

この記事へのトラックバック一覧です: 毛沢東の亡霊に怯える日本:

« エブラハム・リンカーンとヴィニー・リーム | トップページ | 年号入りの邸宅 »