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放射線2題

Mri MRI

東京医科大学の矢島教室の発表によると熊本県阿蘇山周辺でとれる「黄土リモナイト」に放射性物質のセシュームから出るガンマ腺を遮る効果があることを発見した。(日経産業新聞2/1)

東京電力福島第一原発事故の影響で部分的に高い放射線量が検出されたホットスポット試したところ、線量を半分程度に抑えられたと云う朗報。

今後汚染地域での線量低減に役立つことを証明できたことは明るいニュースと看做される。

「リモナイト」は阿蘇山周辺に特有の鉱物とされ、噴火で出たマグマのミネラルや鉄分を多く含んでいる。主成分の鉄には、ガンマ線などの放射線を散乱させる効果が見られる。

福島相馬郡にあった泥にリモナイトを近ずけたところ、厚み2センチで放射線の約6割を遮蔽できることが確認された。

茨城県稲敷郡で発見された毎時1マイクロ・シーベルトの線量のある土壌を厚さ2センチのリモナイトで覆ったところ、同0.5マイクロ・シーベルト以下に減ったとのこと。

リモナイトで放射性物質の汚染土を覆えば、年間の線量を1ミリシューベルトに抑えることが可能になると云う。

同日の日経産業新聞は京都の島津製作所は医療機関向けのエックス線動画撮影システム「ソニアルヴィジョンG4」を発表したことを報じている。

これは従来の製品より最大40%以上、放射線量を減らせることを可能にした。

放射線検査室を備える病院などを対象に販売をはじめる。

人間ドックでの胃透視のほか、専用装置で検査することが多かった泌尿器科、小児科など幅広い用途で使用出来ると云う。

放射線による被曝量を減らすために、画像に寄与しないエックス線を遮る機能を標準装備、これによって、小児科などで更に被ばくを低減したい場合に対応できることを強調している。

今後は年間100台の販売を見込む。販売価格:1機、2億1000万より。

誰もが病院を訪れる際、何気なしに受ける放射線科の診断。これにも一生に何回まで受けて良いのか、示されたことがない。特にがん治療のために強い線量のレントゲンを受けた場合には、少し首が痛いとか、軽い捻挫の事例では放射線検査を受けないよう注意が必要と考える。

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